近い将来、そんなルールを設ける企業も現れそうです。
No Longer Safe for Work: Blogs (Wired News)
機密情報の漏洩防止、社員のサボり防止などの理由から、ブログへのアクセスや投稿を禁止する企業が現れているとのこと。その方法は禁止URLを設置する方法や、HTTPトラフィックを監視する方法など、様々な手法が開発されているようです。
確かにいくらメールや大容量記憶媒体を制限しても、WEBメールやブログであれば簡単に電子情報を外部に公開することができますからね。ブログサイトへのアクセス禁止は、ある程度仕方のないことだと思います。
しかし閲覧までも制限してしまうというのはどうでしょうか。ジャーナリスティックなブログがますます増加している現在では、すべてのブログを閲覧禁止にするという訳にはいかないでしょう。読んでいいサイトをどのように管理するのか?それを考えるよりも、社員のモチベーションを上げる方法を考えた方が良い気もしますが。
1つの解決方法としては、日立のSONARのような「購読するブログを集中管理できるWEB型RSSリーダー」などを導入して、そこを通してのみアクセスを許可する--すなわち登録されているブログ/サイトしか閲覧できない--などが考えられるでしょうか。いずれにせよ、企業はブログとの付き合い方について熟考することを、否応無く迫られそうです。
ご参考までに、学校でもブログ禁止の動きが出てきたというニュース:
Principal bans high schoolers from blogging or using Myspace (Blogebrity)
追記。
なんという偶然でしょうか、ちょうど時を同じくして、ディルバート・ブログが開始されました。
ディルバートって何?という方は、こちらをどうぞ:Wikipedia「スコット・アダムス」
会社で起こる「???」な出来事を皮肉る漫画です。
ブログも漫画と同じトーンで嬉しいですね。最初の記事、のっけからこうですから:
If you’re reading this on company time, congratulations on beating the system. If you’re reading it on your own time, you really need to find a job where they pay you to do this sort of thing.
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