「Web 2.0」の盛り上がりに反応して、それを批判する「Bubble 2.0」の記事も数多く目にするようになりました。その中でも特に、問題の本質を簡潔にまとめている記事:
ベンチャー・キャピタリストの目から見たWeb 2.0。"In fact as Jeff and I discussed several companies and ideas, we concluded that most of them were just features and not companies."ということで、Web 2.0企業の多くは「企業」ではなく、単に「機能」を提供しているにすぎない、とバッサリ切り捨てています。
Frankly I do not care if you are Web 2.0, Web 1.0, etc. All I care about is what your service or product does, why it is valuable to the end user, why it is uniquely different from the competition, what the barriers to entry are, and how you plan on reaching your customers and how you will ultimately make money.
Web 1.0だろうが2.0だろうが、何が売り出す製品/サービスなのか、どうやってユーザーを増やすのか、競争に勝つのか、barriers to entry(参入障壁)を守るのか、そして最終的にどうやってお金を稼ぐのか---それを考えるのがビジネスの本質。おっしゃる通りです。
しかしワクワクするようなアイデアを思いつき、それを情熱で実現するという「熱さ」もビジネスには重要です。「誰から金を巻き上げるか?」という点だけを考えていても、革新的なアイデアは生まれません。Web 2.0とBubble 2.0双方の意見を取り入れ、バランスを取ることが、健全なビジネスを生む道でしょう。
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