11月29日の日経産業新聞(第28面)から。SNS関連システム開発を行っているビートコミュニケーションは、企業内部で使用するSNSシステムを開発、販売を始めました。
まだWEB上での記事が見つかりませんでしたので、簡単に要点をまとめておきます:
- 開発されたのは、企業内部でのコミュニケーション促進に活用するためのSNSシステム。名前は「ビートオフィス」。
- ブログやコミュニティ、メールなど一般的なSNSの機能に加え、データファイルの共有や検索機能など、グループウェアとして活用するための機能も備えている。
- NTT東日本へ納入したとのこと(カットオーバーしたかどうかは不明)。導入の目的は、異なる部局間の情報交換を促すため。社員同士が簡単に質疑応答できる機能も活用する。
- システムの本格販売は来年初めから開始する予定。事業部制の企業や組織が急拡大した企業などをターゲットとし、初年度100件程の販売を目指している。
- 利用者1,000人用で初期費用が約20万円、月額料金はサーバー代込みで19万~25万円程度の予定。
ブログに続いて、SNSも企業内コミュニケーションでの活用が始まっています。今回のようにパッケージ化されたシステムが発売されることにより、SNSを導入する企業は今後増えてくるのではないでしょうか。またSNSも「導入すれば終わり」といった性質のシステムではなく、導入後の運用が成否を決めます。ブログと同様、導入/運用のコンサルティングを行う企業も増えてくると思います。
企業内SNSについては、12月10日(土)に行われる「第2回社内ブログ/SNS研究会」で詳しく議論されることになると思います。まだ若干名ですが席に余裕がありますので、ご興味のある方、ぜひご参加下さい!
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