速報的に。GoogleがGoogle TalkのAPIを公開したとのこと:
Google Taunts Skype, Releases GTalk API (TechCrunch)
こちらでも詳しいレポートがあります:
What Libjingle means for Google Talk (ZDNet Blog)
"Libjingle"というのが今回公開された一連のコンポーネントを指す名前です。ちなみに公式ページの説明を引用しておくと:
Libjingle is a set of components provided by Google to interoperate with Google Talk's peer-to-peer and voice calling capabilities. The package includes source code for Google's implementation of Jingle and Jingle-Audio, two proposed extensions to the XMPP standard that are currently available in experimental draft form.
とのこと。すみませんが技術面の話はできないので、他の方にお任せします(ZDNetの記事の方には技術面の解説もされているのですが、力不足でよく理解できませんでした)。
その代わりにこれでどんなことが可能になるのか考えてみたいのですが、TechCrunchではこんな「サンプルmashup」が考えられています:
Here’s an example of a potential mashup - putting google map location information in the same application as google talk, allowing mapping of everyone in the conversation (Gizmo does this). See local businesses and people and add them to the conversation.
または様々なアプリケーションにGoogle Talkの機能を組み込んで、ヘルプボタンの代わりに「Talk to Help Desk」ボタンを表示させ、アプリケーションから直接ヘルプデスクとチャット/会話するなんて仕組みが可能になるのでしょうか?あんまり技術的な話に踏み込むと泥沼にはまるので、具体的なサービスが生まれてくるのを楽しみに待ちたいと思います。
あと気になるのはSkype陣営、さらにMicrosoftの出方ですが、対抗してAPIの公開に踏み切るのでしょうか?来年もGoogleの動きに他のプレイヤーが振り回される、そんな構図が続くことを予感させます。
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