先日の朝日新聞を読んで「面白いな」と感じていたニュースだったのですが、「はてブ」でもブクマが集まっていて、みな注目しているニュースのようですね:
■ 文化庁、全国のロケ地を検索できるサービスを開始(Internet Watch)
タイトル通り、文化庁が開設した「全国のロケ地(ロケに使える場所という意味で、何かの映画・テレビの撮影に使われた場所という意味にアラズ)を検索できる」というサービスについて。実際のリンクはこちら:
■ 全国ロケーションデータベース(文化庁)
既に全国2,642ヵ所のロケ地情報が登録されているとのこと。検索方法がなかなかユニークで、「名跡・名所」「オフィス・商業施設」「商店街・繁華街」といったカテゴリーによる分類や、「明治」「大正」「昭和戦前」といった時代別の分類などが条件として使えるようになっています。突然「おばあちゃんのライフヒストリーを映像化したいから、大正時代の雰囲気が再現できるロケ地を探さなきゃ!」という事態に陥っても大丈夫。
このサイト、もちろんプロの映画・テレビ関係者にも有益なサービスでしょうが、アマチュアで映像作成している人々にとっても価値があるものではないでしょうか。YouTubeのようなビデオ共有サイトやビデオBlog(vlog)など、素人でも映像を扱うことが増えてきましたが、そうなると「よりプロに近い映像を撮りたい」と考える人も増えてくると思います。そんな人々にとっては、ロケ地検索は魅力的なサービスに感じることでしょう。
YouTube系のサービスでも、画像編集機能を売り物にするサイトが現れてきました。今後はCGC(コンシューマー・ジェネレーテッド・コンテンツ)のメディアとなるサービスだけでなく、その作成を支援するようなサービスも流行るのかもしれませんね。
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