ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン最終日に来ています。4日は「0才からのコンサート」ということで、娘を連れて1講演だけを聴いたのですが、今日はしっかり4講演+無料イベントをハシゴする予定。
今年は2年目ということで、去年に比べて随所に工夫が見られます。集客し、参加してくれた人々(演奏者含む)にどう楽しんでもらうか、考える上での参考にできそうです。
また「マスタークラス」といって、著名な音楽家が音大生の公開指導をしてくれるクラスを覗いてきました。そこでフルートの先生(フィリップ・ベルノルドという方)が「僕は共演した偉大な声楽家たちから多くのことを学んだ」とおっしゃっていて、専門以外の分野にも意識を向けることの重要性を再認識した次第。少なくとも近接分野から得られる知見というのは、どんな分野でも大きいものなのでしょう。
今年も晴天に恵まれ、国際フォーラム周辺はすごい人出です。クラシックコンサートに新たな枠組みを導入したラ・フォル・ジュルネ、東京でも初夏のイベントとして定着する可能性は高いのではないでしょうか。
お世話になります。前回の「熱狂の日」にTBさせていただいた尊仁です。いつも興味深く拝読しております。僕は家族と一緒に二日目だけ参加したのですが、素晴らしいイベントだなあと感心してしまいました。来年はマスタークラスとか聴講してみたいなあと思っています。この勢いだと来年はますます混雑してチケット入手困難になりそうですね。
投稿情報: 尊仁 | 2006/05/08 20:37
尊仁さん、コメント&TBありがとうございます。
本当に、今までにない素晴らしいイベントですよね。クラシックファンの方からすると、いろいろと問題点もあるようですが、クラシックの敷居を低くしてくれたという点では高く評価されて良いと思います。
公式ガイドで読んだのですが、本国のラ・フォル・ジュルネ(1995年開始)は毎年の開催で様々な問題点が出て、それを少しずつ改善して行ったのだそうです。日本のラ・フォル・ジュルネもこれからますます良くなって、チケット入手困難になるかもしれませんね。
投稿情報: アキヒト | 2006/05/08 22:24