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2006/05/17

コメント

JRにせよ私鉄にせよ鉄道は公共交通です。首都圏では1日に数千本の列車と数十万人の旅客が鉄道を利用しています。確かに一企業としては自らの鉄道というサービスに責任を持たねばなりません。あくまでもお客様第一です。しかしながら、世界的に見ても日本の鉄道ほど遅延の少ないダイヤに正確な鉄道はないとも言われています。これほどの首都圏の人間が自分の目的地までおよそ希望の時間に違わず行けるのも鉄道会社のこれまでの努力の結果です。日々起きる様々なアクシデントへの対応には精一杯取り組んでいます。例えば今回の遅延への列車運行対応は見えないところで秒単位で刻々と行われています。運転見合わせや大きな遅延ならまだしも、今回のお話のような、列車が停車しただけとか、数分の遅れでイライラしているのはちょっと理解できません。

アキヒト

名無しさん、コメントありがとうございます。
仰る通り、日本の鉄道ダイヤは非常に正確ですよね(ただ最近の中央・総武線は酷い。以前暮らしていたボストンと比べてはかわいそうですが、まだボストンの地下鉄の方がキチンと走っていたように感じます)。その点については、企業努力を認めてあげなければいけないと思います。
しかし「企業は努力しているんだ!文句を言うな!」というのは少し筋違いのようにも感じます。少なくとも日本の電車はダイヤ通りに走ることが期待されているわけで、「キチンと走ることが期待できない」と最初から分かっているのであれば、ユーザーは他の鉄道(私鉄や地下鉄)やバス等を利用することでしょう。従って、「ユーザーの期待には沿えないけれど企業努力をしている」ということでは非難を免れないと思います。
また今回の件(といっても1年以上前ですが……)で僕がストレスを感じたのは、毎日のように遅延が発生しているという事実に加えて、それに対する説明が十分になされていなかった点。たとえ自社に非がないトラブルだったとしても、企業であれば「○○という理由でトラブルだった」という説明をお客にするのが普通だと思うのですが、いかがでしょうか。

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