以前から「2.0 系サービスについている名前はヘンテコだ」という揶揄がありましたが(スターウォーズ登場人物と WEB2.0 系サービスをごっちゃにして、どっちがどっちか当てさせるクイズとか)、Flickr のように最後が"r"で終わっている("er"ではなく)名前を持つサービスのリストを作っている人がいました:
■ Listr 2.0 (Coolz0r - Marketing Thoughts)
その数、実に45(更新中とのことなので、さらに増えているかも)。なんか最近読みにくい名前のサービスが多いなと感じていたのですが、「"e"無し"r"」系だけでもこれだけあるのですから、他のおかしな名前を含めたら訳分からなくなりそう。確かに 2.0 っぽい名前を付けることで、「クールな会社!」と思われる効果があるのかもしれませんが、ここまで多いとちょっとやり過ぎのような気も・・・。
しかしこんな読みにくい・おかしな名前をつけることの効用を、以前 Seth Godin が指摘していました:
■ The new rules of naming (Seth's Blog)
曰く、
This means that having the perfect domain name is nice, but it's WAY more important to have a name that works in technorati and yahoo and google when someone is seeking you out.
Sort of a built-in SEO strategy.
つまり誰もが検索エンジン経由でWEBサイトにアクセスする時代には、ドメイン名ではなく、ユニークな名前(それでいてサービス内容が連想されるもの)を考えることが重要だというわけです。その意味で、「"e"無し"r"」は使いやすいテクニックなのかもしれません。
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