ITとはまったく関係のないネタですが、個人的にこういう発想がすごく好きなので。履き替え用の靴を収納するスペースが付いたトートバッグが発売されたというニュース:
■ この一品 -- 靴専用の収納スペース付き ワーク・ワークス「ヒム パナ」(日経産業新聞 2006年6月28日 第17面)
「ヒム パナ」というのがそのバッグなのですが、どんな商品かは、発売元ワーク・ワークスのサイトで見ることができます:
■ ワーク・ワークス
上からではなく、サイドから靴を入れられるようになっている点がユニーク(1足ずつ左右から入れる)。収容ポケットは撥水・防臭・防菌加工を施し、ハイヒールからスニーカーまでラクラク入るスペースが用意されているとのこと。また靴を収納しないときは、シューズポケットの仕切りのファスナーを開いてバッグ全体の収容力を増すことができるそうです。
パッと見ただけだと、「なんでわざわざ靴専用の収納スペースが必要なの?」と感じるかもしれません(恥ずかしながら僕がそうでした)。実は最近、通勤時に「ひと駅ウォーキング」を実施している女性が増えていて、職場で履くハイヒールの他にスニーカーを持ち歩く人が多いのだとか。それを知った開発者が、靴の履き替え・収納がサッと行える「靴収納スペース付きトートバッグ」というアイデアに発展させたそうです。「ウォーキングが流行っている」というニュースから、「そこで発生している新しいニーズは何だろう?」と発想を上手く展開させられた結果ですね。
ニュースを見たときに、「ふーんそんなモノが流行っているのかー」で終わらせるのではなく、それを使っている/行っている人々の姿を想像できれば、こんな新しい発想を生み出すことができるのかもしれません。その意味で、アイデアのタネは意外に身近なところに転がっているのかもしれませんね。
あ~、これ惹かれましたね~。7万が高いのか安いのかは、実物を見ないと何とも言えませんが、発想がグッドですね。
欲しがる人の生活パターン。Lifework2.0でしょうか。(あ、いえ、2.0をバカにしているわけでは・・・)
投稿情報: 大木 | 2006/06/29 14:42
確かに7万円が高いか安いかは微妙ですが、ウォーキングしてるOLさんからすると「こんなの欲しかった!」となるかもしれませんね。こういう発想の商品は好きです。
ついでにWEBから色やサイズがカスタマイズできて、カスタマイズ情報を他人と共有できて、ついでにタグ付けできたら「トートバッグ2.(略
投稿情報: アキヒト | 2006/06/29 16:12