ワールドカップも開幕し、寝不足が続いています。寝不足だと頭がボーっとして、普段より思考力が低下してしまうもの。そんな時は、言葉より図表で表現してもらった方が理解しやすいですよね。例えばこんな風に:
■ What a graphic can tell you (Creating Passionate Users)
このエントリでは「1日を1つの点で表すと、人間の一生はどのように表現できるか?」を示してくれています。例えば以下の図(上記のエントリより転載したものです)では、60年分の日数を表して10年分ごとに色分けしたものなのですが、どのように感じますか?
1つ1つの点をちゃんと識別できるのに、60年分が1つの画面に収まってしまうことにショックを受けるのではないでしょうか。いま自分自身がどの辺りにいるか、矢印を付けてみるとさらにインパクトが深まると思います。「あと○○年のキャリアをどう生きるか、よく考えて・・・」などと言葉で説明されるよりも、1日1日の重要性を感じることができるでしょう。
次にコダックの広告から。こちらもまずはリンク先をチェックしてみて下さい:
■ Kodak (AD HUNT)
メモリカードの広告なのですが、「(撮影可能な)枚数が増えれば、チャンスも増える」というコピーの通り、何十枚という写真の中に決定的瞬間が隠されています(男性の素顔/女性のスカートの中!)。これも「○○GBの大容量で、決定的チャンスも見逃さない!」などと説明されるよりも、一目でその価値を理解することができます(スカートの中を撮影するのはもちろん犯罪ですが・・・)。
百聞は一見にしかず、の言葉通り、時には説明よりも実物(もしくは実物を使った結果)を見せてしまった方が早い場合があります。「ちょっと実物は見せにくいな」と思っても、上記の例のように、無理やり見せてしまうことは意外と可能なのではないでしょうか。これからワールドカップが終わるまで、会議で眠気を覚える人はきっと多くなるでしょうから、図式化してインパクトを与えるのは居眠り防止という点でも必要かもしれませんね。
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