なんか図らずも議論を呼ぶ(?)エントリが続いてしまったので、原点に帰って軽いエントリを。最近帰るのが遅いのですが、そんな時は何か食べたくてたまらなくなります。結婚してからは少なくなりましたが、以前はよくオフィスで出前を取っていました。ある中華のお店が最高にウマいチャーハンを届けてくれたものでした・・・。
まぁ出前は「最高!」じゃなくても、そこそこ旨いもので十分満足できるものですが。かといって、「こんなの頼むんじゃなかった」っていう経験もありますよね。そんな出前選びに、2.0的な発想が持ち込まれるかもしれないというニュース:
■ 夢の街創造「出前館」 -- 地方の宅配店舗 会員から紹介(日経産業新聞 2006年8月18日 第10面)
宅配飲食物に特化したサイトとして有名な「出前館」が、地方の顧客会員から出前館に対して、未加盟の宅配店舗を紹介してもらうキャンペーンを始めたというニュース。出前館を運営する「夢の街創造委員会」によるニュースリリースはこちら:
■ 「出前館」が地方限定で 「教えて!地域のおすすめ出前」 キャンペーン実施
要は出前館で取り扱う店舗を増やすために、ユーザーから良いお店を紹介してもらおうという企画。確かにユーザーの喜ぶお店は、ユーザーに聞いてしまうのが手っ取り早いです。
と、ニュースはここまでなのですが、この発想をもっと「出前館」に持ち込むことはできないのでしょうか。現在、出前館では住所でしかお店を検索できません(出前館のヘビーユーザーという訳ではないので、間違っていたらご指摘下さい)。これに「目的別」「気分で」などありがちな検索方法を追加するのも良いですが、せっかく「ユーザーから聞く」という発想を取り入れたのですから、ここは「ユーザーによるレコメンデーション機能」を実現して欲しいところです。
例えば Amazon 的に、ユーザーのコメントが見れたり、★5つによる評価ができたり、その評価で検索ができたり。また「この出前を頼んだ人はこの出前も・・・」的な分析をしてくれたり。はたまたアクセス数から人気度がチェックできたりと、ユーザーの行動をお店を選ぶ基準に反映する方法はいくらでもあるでしょう(それこそ他のWEB2.0系でさんざん行われているわけで)。リアル店舗とは違い、「客の入り」というものを簡単にチェックできない出前だからこそ、2.0的な仕組みが効果を発揮すると思うのですが。
とまぁ、勝手なことを書いてしまいましたが。要は連日遅くまで仕事してると、腹が減ってグチの1つも言いたくなるということで。こんなタイミングで旨いラーメン屋をレコメンドされたら、たちまち飛びついてしまいそうです。
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