TechCrunch と言えば、新登場の WEB2.0 系サービスの話題を扱う人気ブログですが、その逆パターンとも言うべきブログが登場しました:
■ Techcrush -- Crush Testing Web 2.0
"crush"はそのまま「クラッシュする」の意味で、要は上手くいかなかった WEB2.0 系サービスを見つけ出して、教訓を学ぼう?というブログ。さっそくいくつかエントリが入っているのですが、例えば"iKarma"というサービスについて見ると・・・
こちらが去年の10月、TechCrunch で取り上げられていた記事:
■ iKarma has Potential to Be Huge (TechCrunch)
「ヒットの可能性がある」といったタイトルが付けられていますが、これに対して約1年後の9月19日に Techcrush が取り上げた記事はこちら:
■ iKarma, a definite maybe (Techcrush)
「TechCrunch ではこんな言い方してたけど~」みたいな書き方をしているのがちょっと何ですが・・・TechCruch にしてみれば、「そんなの後知恵じゃん」って言いたくなるかもしれないですね。
ただ、「こんな新しいサービスが出たよ!スゴーイ!」というような(Polar Bear Blog のような?)ブログばかりではなく、新サービスのその後をフォローして成功/失敗要因を冷静に探るブログも必要ですよね。新しい話題はニュースとして、いたるところから入ってきますから、逆に「消えていったサービスをフォローする」方が貴重なのかも。
以前のネットバブルの時には、失敗した「ドットコム企業」ばかりを集めて笑いものにするサイトが人気を集めましたが、この Techcrush も同じような人気サイトになるのでしょうか?それは WEB2.0 自体の成功に大きく左右されるのかも・・・。
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