大学で行われている授業の内容を、全てWEB上に公開してしまおうというのが"OpenCourseWare"(オープンコースウェア)という取り組み。『ウェブ進化論』など各所で取り上げられているので、ご存知の方も多いと思います。もともとマサチューセッツ工科大学(MIT)が口火を切ったものですが(参照記事)、現在は日本の大学でもオープンコースウェアを用意しているところが出てきています。
ただ、実際どこまで学べるんだろう?と個人的には疑問に思っていました。授業という場をリアルで体験するからこそ、学べるものもあるだろうし(だからWEB上で授業を完全公開しても、大学という場所の存在意義は残るという議論になるのでしょうが)。これは自分が体験してしまうのが手っ取り早い……と思い、今回実験をスタートさせることにしました。
実は前から考えていたことなのですが、忙しくてなかなか始められず。これはダメだと思い、ブログで宣言してしまうことで、取り組まずにはいられない状況にすることにしました。しかし本家 MIT の OpenCourseWare だと英語で大変……なので、日本の大学で始めてみたいと思います。
ちょうど東京大学のオープンコースウェアに、「進化生態情報学」という面白そうなタイトルの授業があるではありませんか。ちょうどいいので、これを「受講」してみたいと思います。どうなることやら、生暖かい目で見守っていて下さい。
< 追記 >
タイムリーなことに、こんなニュースも出ていたのですね:
■ MIT、全授業をネットで無料公開へ (ITmedia News)
「約1800の課程すべてをインターネットで無料公開」ですか。次はやっぱり本家 MIT の授業にチャレンジしてみないと(ってその前に「進化生態情報学」を制覇しろよって話ですが)。
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