いよいよ感染症予防にも WEB2.0 技術が?病気にかかったという情報を、Google Maps 上で共有してしまおうというサービスが登場したとのこと:
■ who is sick sickness map (information aesthetics)
紹介されているのは"Who is Sick? (誰が病気なの?)"というサービス。自分の症状、症状が出ている日数などを登録し、皆で「病気マップ」を作ってしまおうという試み。作成された病気マップをもとに、どこでどんな病気が流行っているのかを検索・分析したり、皆でディスカッションすることができます(以下はアクセス直後に表示される"How To Use"ページのスクリーンショット:
で、こちらが実際に使ってみた画面のスクリーンショット。ちょうどロサンゼルス周辺が表示されていますね。自分でも登録してみようかと思ったのですが(実践しないとまたウソ情報を書いてしまうかも!)、ウソを書いてしまってもこのサイトに迷惑をかけるだけなので、閲覧するだけに留めておきました:
これ、すごくユニークなアイデアだと思うのですが、実際に「本当の症状」を自主的に書き込む人がどれくらいいるんでしょうね。当然ながら、どこまで正確な情報を集められるかにかかっているので、インターネットという不特定多数の人々が参加するような環境ではちょっと難しいと思うのですが。
ただ地域SNSとか、企業内のシステム上で同じような仕組みを作ったら面白いかもしれませんね。そのような閉じた環境であれば、お互いに他のメンバーのためになる情報を提供しようというモチベーションが高まるでしょうし、「ウソを書き込んでやれ」という不埒な人物も排除できます。地図を使用するのではなく、社内のフロアプランを使って「社内アウトブレイクマップ」なんて作ったらどうでしょうか……。そしたら「あの部署には近づかないようにしよう」とか「インフルエンザ流行の震源はあいつだ!」などといった情報が分かって便利かも?
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