もう忘れ去られているかもしれませんが……OpenCourseWare 「進化生態情報学」実践中(詳しくはこちらのエントリにて)です。病気やら何やらですっかり中断してしまいましたが、密かに再開してみました。
【今日までにしたこと】
- 講義ビデオはLec.8までを制覇。次回Lec.9は、関心空間の前田邦宏氏がゲストスピーカーということで楽しみ。
- 『利己的な遺伝子』は第10章まで完了。第11章はミームがテーマということで、こちらも楽しみ。
【今日までの感想】
- やっぱり何の強制力もないと、怠けようと思えばいくらでも怠けてしまいますね……いや、興味を失ったわけではないので、やらなくちゃとは思っていたのですが。オープンコースウェアを続けるためには、ちゃんとスケジュールをたてるなどペースメーカー作りが必須のようです。
- ある目的のために発達した形質が、他の目的で使われるようになることを「前適応」と言う。例えば羽毛についても、そもそも「(恐竜が)体温を保持する」という目的で進化してきたものが、次第に「空を飛ぶ」という目的にも転用されるようになったらしい(生物の体は設計変更・流用が満載だという話は、『人体 失敗の進化史』にも詳しい)。企業でも、戦略転換に際して「必要な能力をフルスクラッチで構築する!」という態度の組織よりも、「いまある能力を流用する(そもそも流用が可能なように戦略を立てる)」という組織の方が効率的なのでしょうね。
ということで、残りの講義はあと7つ。折り返し地点を過ぎました。受講を始めたのが3月半ばだから、3ヶ月弱で8つの講義をこなした計算に。途中中断もあったし、参考文献も読み進めながらなので、これくらいのペースなら妥当かなと……6月はもう少しペースを上げるつもりですが(夏が終わるまでには完了できるかなぁ)。
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