Seth Godin 氏のブログはユニークな視点を持っているので、読んでいるといろいろ刺激されるのですが、今日のエントリにこんなのがありました:
■ First, do no harm (Seth's Blog)
最近の飛行機は、機内エンターテイメントがすべてデジタル化されている。先日エア・カナダに乗ったら、座席のオーディオに前のフライトで使用した乗客の設定が残されていて、ボリュームが「11」(超大音量!)にセットされているのに気づかずに音楽を聴いてしまい……という話。デジタルなら中央管理で一括リセットできそうなものですが、わざわざ「カスタマイズされた状態を保存する」という設定になっていたわけですね。最近飛行機に乗っていないのですが、最新鋭のデジタル化された機種ではいろいろ設定が可能なのかもしれません。
仮に座席ごとにカスタマイズ情報を残すことが可能なら、乗客各々の設定をどこかで保管しておいて、個人に合わせたシートを準備することも可能ではないでしょうか。例えば前回のフライト(東京->沖縄)でオーディオを「クラシックのチャンネル、音量5」に設定しておくと、次回同じ航空会社を使った時、別の路線(大阪->千歳)でも「クラシックのチャンネル、音量5」に自動的にセットされているとか。あるいは座席の個人用モニタで邦画を観たら、次回も邦画がリコメンドされるとか。そんな風にしたら、例えば座席の間違いなんかも減って航空会社にもメリットがあると思うのですが。あるいは利用傾向を見て、人気の無いコンテンツを入れ替えるとかね。
あ、ビジネスクラスやファーストクラスでは既にそんなサービスが始まっているのかも……。すみません、エコノミーにしか縁のない男の妄想でした。
欧州行きの便(エコノミークラスです)で、映画やゲーム用のコントローラーをいじっていたら、目の前に設置されているモニターに Windows (たしか NT3.5)のブルースクリーンが現れたのはビックリしました。
CAさんを呼んで対処を頼むと、Windowsのブート画面が動き始めたので、ニヤニヤ眺めていました(笑)
投稿情報: 日々礼賛 | 2007/06/14 00:22
それはニヤニヤしてしまいますね(笑)
マイクロソフトは様々な端末に Windows 入れようと頑張ってる、というニュースが以前からありますが、そんなところにまで入っていたとは。なら自由にいじらせて、という人は多いかも。プログラマー限定で無料で乗れるかわりに、フライト中に共同で何かプログラムを完成させなければならない「オープンソースフライト」なんてどうでしょう(妄想)
投稿情報: アキヒト | 2007/06/14 13:13
NorthWestのエアバスでは松下製のVOD端末がついてました。到着の際リブートしてたので、カスタマイズ問題もないですね。ちなみにリブーとの際は素のLinux画面コンソールでペンギンが表示されてました。
投稿情報: tikarano | 2007/06/21 11:59