夏休み……のはずが熱でダウンしてます。皆さまも夏風邪には十分ご注意下さい(高熱が出ますよ!)。
ということで、今日は安易に「○○するための×つの方法」ということで。仕事ができる人は上手に仕事が断れる人、とよく言われますが(?)、なんでも「はい、やります」と引き受けていては身が持たないですよね。そんな時に役立つ「ノーと言うための8か条」だそうです:
■ 8 Essential Strategies to Saying “No” (Freelance Switch)
ライフハック系のネタを掲載している"Freelance Switch"のブログから。早速内容は、と言うと:
1. 最初に「はい」と言う
これはいわゆる"Yes, but..."というやつですね。「はい、けどいま忙しいから少し待ってもらえますか?」など、「引き受ける気持ちはあります」と示すことで、断りの言葉が言いやすくなる、と。
2. いま抱えているタスクを把握する
いま自分がどんな仕事を抱えているか、余裕があるのか無いのかを把握しなければ、そもそも「ノー」と言うべきかどうかを判断できない。確かにこれが判断できなければ、正しい「ノー」が言えないですよね。
3. 自分の時間が貴重である、と認識すること
時間が貴重な財産である、と分かっていれば、安易に仕事を引き受けてしまうこともなくなるはず。
4. 態度を保留する
"Yes"も"No"も言わず、「後にしてもらえますか」と言う。もしくは「いま手一杯なので、1週間ぐらい後でもう一回聞いてもらえますか?」など。しかし引き伸ばしばかりしていると印象が悪くなるので、何度も聞かれた場合にはきちんと態度を示すこと。
5. 丁寧に、しかし確固たる態度で
曖昧な態度で「いい人」を演じていては、見透かされて仕事を押し付けられる。断固とした態度で「ノー」と言うこと。しかし横柄な態度にならないように、丁寧な言葉で。
6. 先制攻撃
仕事が降ってきそうだと察知したら、先制攻撃を行うこと。「いま凄く忙しくて、1ヶ月先までスケジュールがいっぱいなんです」などと先に話してしまうことで、相手が依頼を持ち出す可能性が減るし、仮に仕事を頼まれても「ノー」と言いやすくなる。
7. 「すごく面白そうな仕事ですが……」
1.に近い話ですが、こちらはより「その仕事に興味があります」感を出すテクニック。こうしておけば、仮に「ノー」と言っても、後で時間が空いたときに「あのプロジェクトだけど、いまから参加させてもらえますか?」が言いやすくなりますよね。
8. 「申し訳ありません」とは言わない
3.と同様に、自分の時間を尊重すること。「申し訳ありません」「ごめんなさい」などと言うと、あなたが仕事を断ったのは悪いことだ、という印象を与えかねない。
……こんな感じ。ちょっと8.は日本人には難しいような気もしますが、要は「貴重な財産である自分の時間を守るのは、悪いことではないのだ」と認識せよということですね。そのためにはいま自分が抱えている仕事を正しく把握して、他人にもそれを理解してもらうように努めると。そんな感じでしょうか。
しかし「ちょっとコレやってよ」と言われると思わず「はい」と言ってしまうものですよねー。日本人には「ノーというためのテクニック」ではなく、「引き受けてしまった仕事をなんとかやらずに済ませるテクニック」「やっぱりできません、と言うためのテクニック」とかの方が役に立ったりして。
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