週末なので、いつものように軽いネタで。ダイエットというと、「夏までに5kgやせる!」みたいな目標を立てるのが普通ですが、インディアナ大学の Allison Chopra さんというフィットネスの専門家に言わせれば、それは誤りなのだとか:
■ Getting Motivated For Fitness (ScienceDaily)
Allison さんによれば、「体重が減るのは長期的なプロセスで、減り方にも個人差がある」のだそうです。従って「○kg減量」という目標を置くのは難しいと。ではどうするのかというと、「小さいサイズの服が着たい」「気持ちよく生活したい」といったもっと大きな目標を決め、それを細かいステップ/小目標に分割して段階的に達成していくという手法を取るとのこと。おぉ、なんだかどっかで聞いた話になってきました。
以下、この小目標を立てる際のアドバイスです:
- 健康を保つ目標を加える(「毎日8時間の睡眠を取る」など)。健康が保たれることにより、人は満足を感じ、他の目標に向けて意欲的になる。
- 目標は現実的で、達成可能なものをセットする。「1週間脂肪を取らない」なんてのは最初から失敗するようなもの。
- 目標は具体的に。「食生活を改善する」という目標なら、「今週一週間、甘いものは1日1回しか食べない」「クッキーは週末しか食べない」など。
- エクササイズをし過ぎるのは非生産的。適度な休息を取ること。「普通の人なら週3~5日運動するのが適当」だそうです。
- 記録を取ること。目標と経過の両方を書き留め、目標は目に見える位置に張っておくこと(これは「ためしてガッテン」のテクニックに通じますね)。
とのこと。この辺はよくある「目標達成のためのライフハック」という感じですが、最初の「健康を保つ」というのはフィットネスならではかもしれませんね。とにかく健康状態を保っていないと、もっと大きな目標に向けて頑張ることはできないと。またこれには「必ずできる小さな目標」を入れておいて、達成感を感じてもらう(それによって新たなモチベーションをわかせる)という意味もあるのかもしれません。
ということで、全然涼しくなりませんが、これから食欲の秋ということで。そもそもダイエットの目標を立てなくてもいいように、「甘いものは3日に1回」とか紙に書いて(もちろん自筆で!)張っておこうかな……と、甘いものを食べながらキーボードを叩いてみました。ダメじゃん、自分。
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