彼らの名前は「夕張夫妻(ユウバリフサイ)」。夫は「夕張父さん(夕張倒産)」で、妻は「夕張まっ母さん(夕張真っ赤)」。353億円の負債(フサイ)を抱えながらも頑張って生きていて、座右の銘は「金はないけど愛はある」なのだそうです:
■ 新キャラクター:「夕張夫妻」 「負債」353億円逆手に (MSN毎日インタラクティブ)
ということで、「夕張」の名前で想像できたと思いますが、「財政破綻した地方自治体」としてすっかり有名になってしまった夕張市のキャラクター。広告会社のビーコンコミュニケーションズが考案したものとのこと。キャラクターは「(夕張を励まそうとする)意図に反しない限り」無料で自由に利用可能だそうですので、このエントリにも画像を貼らせていただきました。
夕張市と言えば、財政破綻の原因となった現場が巡れる「負の遺産ツアー」を企画したというニュースもありましたね(参考記事)。すっかり「財政破綻」を売り物にしている感がありますが、いや冗談抜きで、その姿勢は素晴らしいと思います。ウチにはこれといった経営資源もなくて、と嘆いているような会社は、失敗という体験をも資源に変えている夕張市に学ぶべきでしょう(ってもちろん、注目すべきは破綻後の取り組みですが)。
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