遅くなりましたが、先日AMNのイベントに参加してきました。
■ AMNブログイベント第六弾は『ブログと広告』がテーマです (AMNブログ)
僕が「ブログと広告」というテーマについてどう感じているかについては、前回書いた通り。当日も同じような問題が提示され、また広告だけでなくアフィリエイトや、広告以外で金銭的/非金銭的インセンティブを得ることについても議論が及びました。
「広告(アフィリエイトを含む)を置くのが善か悪か?」という議論については、繰り返しになりますが、やはり読んで下さる方々との関係で決まるのではないかという思いを強くしました。一般論で「ここまではOK、ここから先はNG」と決められるものではなく、個々のブログにおいて何をするか・しないかを考えなければいけないのでしょうね。
例えば僕はAmazonアフィリエイトのリンクをよく置きますが、イベントでも徳力さんが指摘されていたように、「このリンクから何かを買ったら相手にお金が支払われるなんて信じられない!」という反応もあるでしょう。そういった反応もあるかと思い、アフィリエイトを始めた当初は「これはアフィリエイトのリンクで、ここから何かを買ったら僕にお金が云々」と書いていました。しかし最近は「このブログを読んで下さる方はアフィリエイトなんてご存知だろうし、それを置くことも許容して下さるだろう」という意識から、特に断り書きを入れていません。それでも特に批判を受けないのは、僕の考える「読者の方々との関係」というのがそれほど外れていないということなのでは、と思います(もちろん「アフィリエイトだ、ふざけんじゃねー」と思いながら無言で去っていく方はいらっしゃるのでしょうが)。
AMNに参加し、トップにバナー広告を置きました。サイドにも広告と、広告としてのブログパーツを設置するようになりました。またイベントにご招待いただいたり、商品をご提供いただくという形でのインセンティブを受ける(その上で関連した記事を投稿する)ようにもなっています。全て「ここまでは許されるだろう」と判断した上での行動で、今後も同じような広告/ブログパーツの掲載や、インセンティブを受けた上での記事作成を予定しています。もちろん金銭や物品のやり取りがあった場合には、それを明確にするという原則を守ろうと思いますが、Polar Bear Blog を読んでいただいている皆さんにとって「超えてはいけない一線」を越えてしまうことがあるかもしれません。その時はぜひ、「それはどうだろう?」というご指摘をいただけないでしょうか。僕の感覚にズレが生じているのであれば、それを修正していきたいと思います。
まぁ、Polar Bear Blog は中小企業のようなものなので、それほど自意識過剰になる必要はないのかもしれませんが(笑)。僕のような、普通の個人ブログを運営している人間でも、「広告のあり方」「メディアとしての信頼性の確保」という問題を考えざるを得ない時代になっているというのは面白いですね。
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