大学の授業内容を広く一般公開するという、"OpenCourseWare"(オープンコースウェア)という取り組みが広まりつつありますが、先日カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)が、すべての講義を YouTube にアップすると発表したそうです:
■ UC Berkeley first to post full lectures to YouTube (Webware)
「UC Berkeley は全講義を YouTube で公開する初の大学となる」という公式発表があったとのこと。ちなみに以下のリンクが YouTube 上の専用ページで、今後ここに合計300時間を超える映像がアップされるのだとか:
ご存知の方も多いと思いますが、UC Berkeley は既に Google Video で授業を公開する試みを行っていました。以下、梅田望夫さんのエントリ:
■ UCバークレイの授業が無料でGoogle Videoに!!! (My Life Between Silicon Valley and Japan)
今回はそれが一歩進んで、「すべての講義を公開」という点にまで達したのですね。ちなみに Webware &梅田さんのエントリで紹介されている映像(下にも張っておきました)は、2005年に行われた"SIMS 141 - Search, Google, and Life: Sergey Brin - Google"という授業。言わずと知れたセルゲイ・ブリンによるスピーチです:
うーん、こういうのが全部見られるようになるっていうのは嬉しいなぁ。巡回して、面白い授業がアップされているのを見逃さないようにしないと。
……ってあれ?あれ?ずっと前に「オープンコースウェアに挑戦します!」って言ってた人がいなかったっけ?
すみません、忙しくてすっかりサボってました。いや、授業内容はすっごく楽しいですし、興味を失ったわけではないですよ。受講を再開して、必ず終わらせようと思います。
< 追記 >
ITmedia でも記事が出ていましたので、ひとまずリンクを:
■ UCバークリー校、YouTubeで講義を無料公開 (ITmedia News)
アップされるのは講義のビデオだけでなく、
校内で行われたイベント関連の動画を集めた「Events」や、キャンパスライフを垣間見ることができる「Campus Life」といったセクションもある。
のだとか。日本でもオープンコースウェアに積極的な東京大学、早稲田大学あたりが追随しないですかね。
コメント