Googlified でレポートされていたのですが、Google が検索結果をパーソナライズするための機能を実験中だそうです:
限定されたユーザーだけが参加中で、この機能が正式版としてリリースされてしまうか、はたまた実験後に消えてしまうかは決まっていないようですが。どんな内容かというと……
上の画面は"Google Experimental Search"のページに掲載されていたもの。結果表示画面の中で、個々のリンクの後に小さなボタンが付いていたり、画面の最下部に"Know of a better webpage for ..."(... というキーワードに対して、もっと良いページを知っています)というメニューが追加されているのが分かりますね。まとめると以下のようになります:
- あるリンクを最上部に表示したい時は、上矢印のボタンを押す。
- すると次回に同じキーワードで検索した際も、そのリンクが最上部に表示され、後ろにオレンジ色のアスタリスク(*)が表示される。
- あるリンクを隠したい時は、×印のボタンを押す。これも、次回以降表示されなくなる。
- 「(結果には出てこないけど)このページの方が良い!」という場合には、"know of a better webpage for..."の部分からURLを申請できる。すると矢印ボタンを押した場合と同様に、次回以降申請したリンクがトップに表示され、アスタリスクで示される。
- 「本来の検索結果を表示させる」「操作した内容を全消去する」というメニューも用意されている。
とのこと。しかし Googlified でも突っ込まれていましたが、一度検索したキーワードを何度も検索し直すことってそんなにあるでしょうか?個人的には、気になったページはブックマーク/ソーシャルブックマークしてしまうので、あまり何度も検索エンジンから辿るということは少ないのですが……。
むしろこの機能、ユーザーの入力内容を元に(通常の画面でも)検索結果を変えるという機能に発展させようという裏の意味があるんじゃないかなぁ、と考えたくなりますよね。少なくとも「×ボタン」ぐらいは早く導入して、「良いページ」ではなく「SEOにカネをつぎ込んだページ」が上位表示されるのを防ぎたいという思いがあるのかもしれません。
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