書店に行って、面白そうな本を発見。手にとってパラパラとめくっていると……
横になって同じ本を読む少年の姿が。その下にはこんなメッセージが:
Kids at Aseema love to read too.
(Aseema の子供達も、本を読むのが好きです。)
Aseema というのはインドのNGO団体で、サンスクリット語で"limitless"、つまり子供達の無限の可能性を意味しているそうです。経済的に恵まれない子供達を支援しており、彼らに本を寄付してもらうことを呼びかけるため、こんなしおりを作ったとのこと。
元ネタはこちらにありました:
■ Aseema Charitable Trust (The Ad Mad!)
この広告、まさに自分が読みたいと思って手に取った瞬間に「この本を読みたい子供達もいるんですよ」と呼びかけてくるわけで。本の寄付を訴えるには、これ以上ないタイミングですよね。何かをお願いする時に、ベストなタイミングはいつで、そのタイミングに主張を聞いてもらうにはどんなメディアを使えば良いか――もう一度自分の行動を考え直さずにはいられない事例ではないでしょうか。
eという母音が連続するのはサンスクリットではありえない語形です。
多分サンスクリットを良く知らないインド人がどこかの方言をAseemaはそれだと思い込んでいるだけじゃ・・・
投稿情報: sinb | 2008/03/24 17:32
sinb さん、コメントありがとうございます。
おぉ、サンスクリット語では母音が連続しないのですね。情報ありがとうございました。
僕は Aseema の公式ページ(http://www.aseema.org/home.htm)にあった、
Aseema is a Sanskrit word which means "limitless"
という説明文を訳してしまっただけですので、真偽の程は分かりません。ただインドでは30以上の言葉が話されているそうですし、どこかで勘違いが起きてしまったのかもしれないですね。
投稿情報: アキヒト | 2008/03/24 17:52