昨日は Google Earth の話でしたが、今朝は Google Maps の機能拡張の話。米国内の場合、既に渋滞情報が出ることはご存知だと思いますが、それに「時間帯による予測機能」がついたとのこと:
■ Google Maps Predicts Traffic Conditions (Google Operating System)
これまで"Traffic"ボタンを押した場合、現時点での渋滞情報が表示されていたわけですが、これを指定した日時の情報に変化させることができるようになりました。米国内の主要都市であれば確認できるので、実際に試してみるのが早いのですが(上記記事にリンクされていたのはワシントンD.C.中心部)、蛇足的にスクリーンショットを載せておくと:
こちらがライブのデータ(ちなみにボストン中心部)。で、ここの"change"というメニューをクリックすると:
ご覧の通り、曜日(プルダウン)と時間(スライダー)の指定が可能。変えてみると、確かに地図上の渋滞状況も変化します(過去のデータに基づいて予測している、とのこと)。「日曜日の朝にこの辺を通るんだけど、道はどれくらい混むんだろう?」などということを知りたい時に便利ですね。
「Google は政府になるつもりかもしれない」という話もありましたが、こういった機能はまさしく公共サービスと言ったところでしょう。そのうち Google Maps の渋滞情報を基にして、道路行政の見直しが行われる……なんてケースが出てくるかも?
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