最近はウェブサイト上に専用フォームを置き、お客様からの問い合わせを受け付けるということが普通に行われるようになりました。しかしその場合、電話などと違い、なかなか問い合わせしてきた相手の感情を推し量ることはできない……ならこうしてしまえ、というアイデア:
■ Wufoo: UI That Really Cares (swissmiss)
元ネタはこちらなんですが、画像が載っていたので swissmiss の方を紹介。Ajax でフォームが簡単に作れるサービス"Wufoo"の問い合わせフォーム(Wufoo Support Request)に面白い項目が付いています(ちなみに、Wufoo について詳しくは caramel*vanilla さんの記事「フォーム生成サービスWufooを試してみた」をどうぞ):
"Emotional State"(心理状態)というプルダウンメニューで、選択肢として以下の6つが選べるようになっています:
- Excited (興奮している)
- Confused (混乱している)
- Worried (心配している)
- Upset (動揺している)
- Panicked (パニックに陥っている)
- Angry (怒っている)
こんな感じ。怒りで問い合わせしてきた方は、ぜひ"Angry"をどうぞ、っと。もちろんこんな項目だけじゃ本当の心理状態を推し量るのには不十分かもしれませんが、ちょっとしたジョーク以上の効果はあるかも。
余談ですが、以前ご紹介した4コマ漫画作成サービス"Bitstrips"では、コメントを投稿する際に自分(が作成したアバター)の表情を付けることができます:
こんな機能を問い合わせフォームに付けておいても、文章だけじゃ伝わらない感情を示してもらう助けになるかも。けど、怒り狂ったお客様に対しては逆効果だろうか……。
どこかで見たことがあるなぁ、と思いましたが、似た様な感情符は Q&A サイトの OKWave にもある仕組みですね。
サイトの仕組みを外販している Quick-A でも、おそらくは同様な符号付けがなされているのでしょうが、コレを外部にまで出してきたというのは面白いですね。
投稿情報: n-yoshi | 2008/04/04 17:38
n-yoshi さん、コメントありがとうございます。
> 似た様な感情符は Q&A サイトの OKWave にもある仕組みですね。
おおっ、OKWave でも似た仕組みがあるのですね。情報ありがとうございます。
これでどこまで効果があるか、という点は議論の余地はありますが、面白い仕掛けであることは間違いないと思います。どこかその具体的な効果や、運用の結果まで公開してくれると嬉しいのですが。
投稿情報: アキヒト | 2008/04/08 16:09