YouTube に新機能、"Annotation"(注釈)が登場しました。文字通り動画内に注釈や吹き出しが追加できる(ただし自分が投稿した動画のみ)というもので、とりあえず遊んでみました:
※追記!
エンベッドだと吹き出しは表示されないようです。こちらのリンクが元動画になりますので、もし「何も表示されない。普通の動画じゃん」という場合にはリンク先をご確認下さい。
以前撮影した、井の頭公園の水生物館にいるカミツキガメ(誰かが違法に井の頭公園の池に放流したもの)。追加できる注釈は以下の3パターンで、無理やり全部使ってみました:
- Speech Bubbles (吹き出し、自由に移動できる突起が付いている)
- Notes (ラベル、突起は付いていない)
- Spotlights (スポットライト、薄く表示される括弧にマウスオーバーすると輝度が上がり、テキストが表示される)
そしてこれら全てに他の YouTube 動画/チャンネル/検索結果へのリンクが貼れるようになっており、動画の途中で他の動画を紹介したり、終わり間際で「続きはこちら!」的なメッセージを流して続編に誘導することができます。
こちらは Annotation 編集中の画面。自分の動画を再生すると、画面右サイドのメニュー欄に"Add Annotation"というボタンが表示されるので、そこをクリックすると上のような画面になります(現時点で、日本語を選択しているとこのボタンは表示されません)。
ということで、現時点では他人の動画に吹き出しを付けることはできませんから、YouTube が「ニコニコ動画」化や「字幕.in」化するわけではありませんが。しかし注釈をうまく活用して、何の変哲もない動画を面白いものに加工する……という人も出てきそう。また少なくとも、オーナーが許可した場合、他人の動画であっても自由に注釈を付けられるという機能に発展する可能性があるのかなと思います。
ちなみに以下の動画は、Annotation 機能を使ってインタラクティブな(のように見える)動画を実現したサンプル。どんなものか、ぜひご覧下さい(※同じくエンベッドだと吹き出しが表示されない場合は、こちらのリンクで元動画をどうぞ):
< 追記 >
ITmedia で記事が出ていたのでリンク。"Annotation"をどう訳すかなーと迷ってたんだけど(それで「注釈/吹き出し」なんて長いタイトルにしました)、「吹き出し」できましたか。やっぱそっちの方がイメージしやすいもんね。
■ YouTubeに「吹き出し」追加機能 (ITmedia News)
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