もちろん学校はもとより、公共の場で落書きしてはいけませんが、合法的に校舎に落書きできるというイベントが開催されるそうです:
■ 学校で巨大壁画プロジェクト (NPO法人チューニング・フォー・ザ・フューチャー)
イベントが行われるのは、杉並区立松溪中学校。現在の校舎が改築のために取り壊されることが決まっており、その前に落書きして楽しもう、という趣旨だそうです。以下、朝日新聞(7月29日)の記事からの抜粋:
同校の開校は1948年。4階建ての校舎の1番古い部分は67年の建築だ。老朽化による建て替えのため、この夏休みから解体工事に入る。地元のデザイナーやライターなどで構成する「チューニング」は、校舎を使って何かできないか、と考えた。これまで開催した子どもたちの絵描き教室で、「自由に、大きな絵を思いっきり描いてみたい」との声も多かったことから、今回のイベントを企画した。
とのこと。ちなみに全員が共同して1つの絵を仕上げる部分と、自由に描いてもらう文字通りの「落書きコーナー」の2つを設けるそうです。
ダメと言われていることこそやってみたくなる――というのが人間の心理ですよね。それを大聖堂や新幹線に対して発散してしまうと問題ですが、このイベントであれば問題ありません。最終的に取り壊されてしまう、という点は残念ですが、参加してみたいという方は多いのではないでしょうか。
以前勤めていた会社に、「壁一面がホワイトボードになっている会議室」というのが何室かあり、よく使っていました。ホワイトボードなので書いて/描いて当然なのですが、何となく落書きしている感覚で楽しかったのを覚えています。オフィスにも「誰でも落書き可!」スペースがあるの楽しいのにね。
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