「北の大地から送る物欲日記」hejihogu さんのエントリ、
■ 地方でネットの利用が進んでいない話
■ 地方でネットの利用が進んでいない話(2)
■ 地方でネットの利用が進んでいない話(3)
を読んで。地方でネットの利用が進んでないのはある程度想像できるとして、東京都にも「地方」並の例がありますよっと。
ご存知の方も多い、と信じたい、我が故郷・青梅(東京都)が誇る「青梅マラソン」。青梅市で行われるイベントの中でも1、2を争う規模(ランナーだけで毎年1万5千人以上が集まります)なのですが、ネット上の公式告知はこの程度です。せめてこのページから参加エントリができても良さそうなのですが、
第43回大会(平成21年2月15日(日)開催)の大会要項が決定しました。詳しくは、こちら [322KB] を御覧下さい。
なお、申込用紙付大会要項を御希望の方は、大会事務局まで御連絡下さい。郵送にてお送り致します。
あるのはこの文章と、問い合わせ先の電話・FAX番号、そして紙のポスターを画像化したものだけ。うーん、寂しい。
ちなみに上記の「こちら」からダウンロードできるPDFファイルを見ると、結構よく出来ていることが分かります。それもそのはず、これは実際に紙で配布されているパンフレットをPDF化したもの。つまり
- 紙の販促物をつくりました(従来通り)。
- これネットに置けばいいんじゃね?PDFにして。
という感じなのかと。最初からコストを減らそうとしての行動か、はたまた予算がなくてPDF化しか道がなかったのかは分かりませんが、当然ながら「紙媒体が一番、ウェブは二の次」なのでしょう。
ちなみにこちらが青梅マラソンのライバル(と一方的に青梅マラソンが敵視している)、東京マラソンのサイト:
都が主催するイベントと比較してはいけないような気もしますが、青梅マラソンとは雲泥の差。同じ都内のイベントとは思えません。
というわけで、「地方でネットの利用が進んでいない」というよりも、「東京23区+近辺のネット利用が進みすぎている」と表現した方が現状に即しているのかなぁ、と感じた次第です(小さいことですが)。ネット上に出ている情報など、まだまだごく僅か――それが限界を意味するのか、はたまたチャンスを意味するのかは、人によって違ってくるのかも。
ちなみに青梅市は東京のこの辺。新宿から特別快速で1時間ぐらい。素敵なところですので、おいでませ我が町へ。
トラックバックがうまくいかなかったのでかわりにコメントで。青梅マラソンはネット対応してますよという話です。
投稿情報: 崎山伸夫 | 2008/08/29 02:39