お馴染み New York Times のグラフィック系特集ページ。今回は歴代(1896年から2008年まで、過去29回分)の米大統領選挙での、候補者の身長と体重を比較したものです:
■ The Measure of a President (New York Times)
ご覧頂ければ一目瞭然ですが、こんな風に、今回(オバマ vs. マケイン)も含めて大統領選での候補者の身長・体重を確認することができます(左側にいるのが民主党候補者で、右側が共和党候補者):
当然ながら単位はフィート・ポンドなので換算が必要ですが。で、もう1つ注目は最後にあるこの統計:
今回集められた29回分の大統領選挙で、背の高い候補者/低い候補者、太っている候補者/痩せている候補者、どちらが勝ったかを集計したもの(足して29にならないのは、回数ではなく人物をカウントしているからでしょう)。ご覧の通り、結果だけ見ると「背が高い」「太っている」の両方とも倍近い数が勝っています。もちろん身長・体重だけが決定要因ではないですし、逆の因果関係(選挙で勝つ=資金力が必要=裕福な家の出=栄養のある食事が取れるので体格が良くなる)ということも考えられますが、少なくとも「背が高い・太っている(=恰幅が良い)方が大統領選では有利」という仮説を立てることはできるかも?
ところで我が国は、というと。もちろん大統領制度の国ではないので、直接この法則を当てはめるわけにはいきませんが:
- 麻生太郎 身長175cm 体重68kg
- 小沢一郎 身長173cm 体重73kg
のようです。うーん、ほとんど差はないですが、身長では麻生氏、体重では小沢氏ですか。選挙がいつになるかは分かりませんが、次の首相になるのは、果たして。
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