諸事情あって未だに忙しい日々です。いろいろイベントは出てるけど。
というわけで、OECD(経済協力開発機構)ですよ:
■ OECD eXplorer Online Visualization Tool (information aesthetics)
紹介されているのは、OECDの Regional Statistics というサイト。OECD加盟国に関する諸データ(GDPや年齢層の構成など)が、視覚化されて掲載されています。日本の政府系サイトだと「せっかく貴重な一次データがアップされてるのに、分かり辛くて余計な時間がかかる……」ということが多いですが、このサイトではご覧の通り:
ダッシュボード型に様々な情報が集められています。例えば上のスクリーンショットでは、日本の関東地方が選択されていて、「一人当りGDP」(左上の地図)、「15~64歳の人々が全人口に占める割合」「65歳以上の人々が全人口に占める割合」(右上のスカッタープロット、丸の大きさが人口の多さを示す)、「諸指標を他の地域と比較したグラフ」(画面下半分)が表示されているところ。ご想像の通り、プルダウンメニューやスライダーを操作することで様々な形で情報を表示させることが可能なので、ぜひ遊んでみて下さい。
ちなみに以下は、"elderly dependency rate"(高齢者依存率、計算式は「65歳以上の人口÷15歳~64歳の人口」なので、高ければ高いほど高齢者の比率が高いことになる)を日本の地図上にプロットさせたところ:
関東が低いことは予想していましたが、実は四国が一番高いのですね。というわけで、いろいろ遊んでいるうちに意外な発見があるかも(そういった発見を引き出すためにも、データは誰にとっても使いやすく、楽しみやすい形で提供して欲しいものだと思います)。
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