昨日のエントリと似たような話ですが、こちらもユニークなアイデアです。「高性能の/高機能の」という意味での「スマート~」と言えば、いまではスマートフォンが頭に浮かぶところですが、何とふうりん(風鈴)をスマートにしてしまおうというもの:
■ Tinkling (Lufdesign)
Lufdesign というデザイナーチームが考えた"Tinkling"。一見何の変哲もないように見えますが、白い鈴の部分がディスプレイになっていて、何やら文字が浮かんでいますね。実はこの風鈴、通信機能を有していて、ユーザーに向けた電子メッセージ(メールやIMなど)を受信してくれるようになっています。そしてメッセージが入ると、鈴を鳴らして教えてくれるという仕組み。うーん、個人的にこの発想、かなり好きです。
以下はなぜか女の子がお風呂に入ってるイメージビデオ:
ちなみに短冊の部分は色が変わるようになっていて、様々なステータスを示すようになっているそうですが、あまりゴタゴタと機能過多にしない方が「スマート」かもしれませんね。ふと風鈴の美しい音色がする、目を向けると友だちからのメッセージが、なんていうシンプルな使い方で十分でしょう。
機能の「GPS+杖」というアイデアも、言わば「スマート杖」といったところ。こんな感じで、ありふれた日常品がスマート化していってくれたら面白いのですが。しかし実際に商品化するとなったらアカウントの設定やら転送する方のサービスとの連携やら通信費用の問題やらでゴタゴタすることが必至なので、インフラ整備やルール整備を Wire Free Gadgets Network やICTビジョン懇談会等にお願いしたいところです。
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