街中の景観を巧みに活用した野外広告、という例はこれまでにいくつもありましたが、これはその中でも最も大掛かりで秀逸なものの1つかも。インドのコルカタ(カルカッタ)で実際に行われた広告だそうです:
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コルカタの狭い路地を利用して、懐中電灯(LEDトーチ)の広告にしてしまったというもの。写真をご覧頂ければ一目瞭然だと思いますが、路地の頭上にわずかに開いた空を光線に見立て、そこに重なるように懐中電灯の形をした看板を掲げたというもの。見る位置がなかなか難しそうですが、この広告の意図が分かったときのインパクトはかなり大きいのではないでしょうか。
世は100年に一度の経済危機とかで、ネット広告も含めた広告市場全体が縮小しているそうですが。だからこそ少ない予算で大きな効果を出せるように、創造性に溢れた広告が増えるのではないかと期待しています。
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