改めて言うまでもなく、広告は出せば良いというものではありません。どこにどんな広告を出すかは、その場所にどんな人々がいるかによって変わってきます。それをよく理解した上で実行している、非常に模範的な広告がこちら:
■ MacDonald's "Escalator & Stairs" (directdaily)
スウェーデンで実施された、マクドナルドとコカコーラの共同プロモーション。クリックして画像を拡大していただければ分かると思いますが、左側の階段には通常のコカコーラの広告が、右側のエスカレーターにはコカコーラ・ライトの広告がそれぞれ掲載されています。
ギャグ(?)を解説するほど野暮なことはありませんが、つまり
- ちゃんと階段を上がってカロリーを消費する人には、レギュラーのコカコーラを。
- エスカレーターを使ってしまう人には、太らないようにコカコーラ・ライトを。
というわけですね。
正しい、非常に正しいのですが……なんとなくこんな広告が通勤経路にあったら、エスカレーターを使うのがイヤーな気分になってしまうかもしれません。冗談か悪ふざけか紙一重、といったところですが、印象に残ることだけは確かかも?
コメント