ネタですが、冗談ではなく本当の話。Google が「芝刈り機に代わるエコな手段」として、ヤギを借りて草を食べさせようとしているそうです:
■ Mowing with goats (Official Google Blog)
公式ブログ中で「冗談ではない」として発表しているので、信じるに値する情報でしょう。Google が Mountain View オフィスの芝刈りをするために、California Grazing という会社からヤギをレンタルしたとのこと(期間は1週間程度だったそうです)。しかも約200匹も!ちなみにボーダーコリーの Jen という犬がついてきて、牧羊犬として彼らを管理したそうな。公式ブログでは、
It costs us about the same as mowing, and goats are a lot cuter to watch than lawn mowers.
コストは芝刈り機とほぼ同じだったけれど、芝刈り機よりもヤギの方がもずっと可愛かったよ!
などとコメントされていますが、200匹もヤギがいればフンが大変だったと思うのですが……それにヤギが出すゲップだってCO2になるはず……などというツッコミは野暮なのでしょうね。
……しかしちょっと調べたらこんな本が。紹介文によれば、
ヤギの乳、肉は栄養たっぷり。乳は脂肪球が小さくて飲みやすく、チーズやアイスクリームは一級品。肉は滋養分に富んで身体を温める。高齢者、女性、子どもにぴったり。適度な体の大きさが扱いやすく、給餌は軽作業、搾乳も手作業でOK。人なつっこい性格は子どもたちの人気者。休耕地、道路端の除草にばっちり。多湿害、暑熱害に気をつければ故障せず、燃料代も不要。雑草は好き嫌いなく、地ぎわからきれいに食べる。
(※強調は引用者)
とのことですから、確かに芝刈り機の代理としては適切なのかも?さらにググってみるとこんなニュースも:
■ やぎによる、芝刈り草刈りの管理システムを開発しました。CO2削減・リサイクル・施工の安全に役立ちます。 (有限会社アルファグリーン)
本システムは.道路・堤防などの管理用地・電力会社の変電所などの敷地,遊休地その他に発生する雑草や雑木を・やぎの舌で刈り込み,刈り草などを外部へ処理せず、エサとしてやぎが食べるというものです。
特に、侵略的な外来植物種は、年2回以上のやぎによる舌刈り管理により、在来ノシバを中心とした野草群落に再生させます。ゼロエミッション・循環型社会・CO2削減にも役立ちます。
ほほー、日本でも同様のサービスがありましたか。牧羊犬も付いてくるのかどうかは分かりませんが、Google 日本オフィスでも同様の取り組みが行えますね……って、日本オフィスじゃ芝刈りの必要も無いか。
今から20年前まで、総武線亀戸駅脇の土手にヤギが放し飼いされていた事を思い出しました。
投稿情報: 読者 | 2009/05/03 02:52
はじめまして!
この記事を読み、運動場を芝生に変えた後、メンテナンスに何日間か牛を放し飼いをしていたのをTVで観たことを思い出しました。
しかも昨日、たまたま外食が沖縄料理だったんですが、「やぎ刺」(春の特別メニューだそうで)を注文する勇気は出ず……。
雑感で恐縮です。
投稿情報: 鷹司堂後 | 2009/05/03 18:33
舌狩りはまずいとおもうんだ
投稿情報: G | 2009/05/09 13:51