POLAR BEAR BLOG

抱き枕ロボットの恐怖

様々なロボットが登場している今日この頃。ヒト型からクモ型まで何でもござれですが、「抱き枕型」はいかがでしょうか：

■ Funktionide: The Robot Replacement for Human Contact (Geeks Are Sexy)

何それ意味わかんない、という方、僕も一緒です。なんで抱き枕をロボット化せにゃならんのだ、という疑問はおいといて。まずはこちらの映像をどうぞ：

Funktionide Part II from eltopo on Vimeo.

……不気味です。こんなのが寝てるときに布団に入ってきたら、確実に悪夢を見ますね。けど目鼻を入れたら多少は印象が変わるかも？

このロボット、名前は"Funktionide"といって、制作者の Stefan Ulrich さんいわく「人間とのふれあいを代替する感情ロボット」だそうです。表面はポリマー製とのことで、手触り・肌触りは良いのでしょうが……もっと他の形にできなかったのでしょうか。ウサギ型とか。

しかし Stefan さんはお気に入りのようで、こんな恍惚の表情を浮かべています。まぁ、日本にもすごい抱き枕（主に萌え系）がありますからね……好みは人それぞれ、ということで。

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< 追記1 >

Funktionide が部屋の中を動き回る、映像パート2も必見です！Stefan さんの顔にも（笑）

Funktionide Part II (long version) from eltopo on Vimeo.

< 追記2 >

さらに Stefan さんのインタビューが、日本語で公開されていました。残念ながら Funktionide は売り物ではないようです。てか、既に日本人（らしき人）が買おうとしていたんですね……

■ eltopo / interview with Stefan Ulrich (HITSPAPER)

"Funktionide"は、所有者に空気・雰囲気という存在を与える昨日を持っています。ある意味では、ロボットなのですが、洗濯をしたり、食器を洗うわけではなく、其処に存在するという事が目的になっています。

「そこに存在する事だけが目的のロボット」ですか。哲学的だ。

Google、検索結果画面からのPDF閲覧がちょっと楽に。

まだ Google.com 上だけの仕様ですが、検索結果からPDFが簡単に確認できるオプション"Quick View"が公開されています：

■ Quickly view formatted PDFs in your search results (Official Google Blog)

回線や端末の状況により、PDFの閲覧が難しい場合ってありますよね。個人的にも Google からPDF版資料を探すことが多いのですが、時間がかかってイライラさせられることがあります。そんな時に便利なオプションかも。

使い方は簡単で、このオプションが対応しているPDFファイルが検索結果に出た場合には、以下のようなリンクが表示されます：

で、元ファイルを開きたくないとき/開けないときにはこの"Quick View"をクリックすれば良いわけですね。実際にクリックしてみると、以下のように、Google Docs 上からPDFを開くような形になります：

これまでも「HTMLで見る」オプションはあったわけですが、"Quick View"であれば文字通りオリジナルのイメージそのままで閲覧することができます。もちろん右側のメニューから、画像の拡大や縮小、文章内の検索などを行うことが可能。ごく小さな機能追加なのですが、Google でPDFファイルを探すのがずっと楽になりそうです。

というわけで、今日も今日とてPDF版資料探しの旅に出かけてきます……。

【お知らせ】『「ツイッター」でビジネスが変わる！』11月5日（木）発売です。

先ほど Twitter でも告知したのですが、改めてブログで紹介させて下さい。

米国で非常に話題になった"Twitter Power: How to Dominate Your Market One Tweet at a Time"という Twitter 解説書（主にビジネス面での活用方法を考えるもの）があるのですが、ひょんなことから翻訳をまかせていただけることになり、この度無事に発売の運びとなりました。詳しい情報は以下の通りです：

• 邦題： 『「ツイッター」でビジネスが変わる！』
• ジョエル・コム著 / 小林啓倫訳
• 価格： 1,700円（税別）
• 発売日： 11月5日（木）

アマゾンでの予約は、約2週間前から可能になるとのことです。よろしくお願いします！

ちなみに、原書の書評を以前シロクマ日報で書いています：

■ 【書評】"Twitter Power" （シロクマ日報）

ということで、詳しい内容＆しつこい宣伝はおいおいこのブログでもさせていただくとして……実は原書の発売（今年2月）からかなり状況が変わっているので、日本語訳ではなるべく最新情報を盛り込むようにしてあります。「内容古いんでしょ？」と思わずに、ぜひ一度手にとっていただければ幸いです。

ということで、無事に発売の運びとなり、ホッとしたのもつかの間。実はこの秋から冬にかけて、Twitter 関連本が目白押しなんですよね。現時点で僕が把握しているものを（言える範囲で）挙げておくと：

• 仕事で使える!「Twitter」超入門 (青春新書INTELLIGENCE 250)（9月25日発売）
• ツイッター 140文字が世界を変える（10月9日発売）
• Twitter マーケティング 消費者との絆が深まるつぶやきのルール（10月16日発売）
• Twitterの衝撃（11月5日発売）
• twitter小説集 140字の物語（11月5日発売）
• KNN神田さんの本
• Aさんの本
• Bさんの本

ということで、僕の翻訳書を加えればおよそ9冊の本が書店に並ぶことになりそうです。把握していないもの当然あるでしょうから、もしかしたら2ケタに達してしまうかも。僕は勝手に「平成仮面ライダー 秋の陣！」……ではなく「Twitter本 秋の陣！」と呼んでいるのですが、激しい書店スペース争いで討ち死にしないよう、頑張りたいと思います（って、もう翻訳は終わってしまっているのですが）。

ディルバートに Twitter が登場している件

タイトルの通りなのですが、ディルバートに Twitter が登場しています：

■ Dilbert comic strip for 10/04/2009 from the official Dilbert comic strips archive

ディルバートって何？という方は、@IT情報マネジメントで連載中の日本語訳バージョンを読んでいただけると早いかも。要は会社生活で遭遇する理不尽なことを、下っ端の視点からネタにしたマンガです。

で、その10月4日号に Twitter が登場しているという話。これがディルバート上で初めて Twitter が扱われた回なのかどうかは分かりませんが、ともかくディルバートにまで Twitter が登場する時代になった、というわけですね。

さっそく転載……すると問題があるので、内容だけちょっと翻訳しておきましょう。左上の角にあるのが1コマ目になります。

1. 「あなたは素晴らしい上司だと分かりました。」
2. 「本当に？」
   「ええもちろん、あなたの行動のすべてに興味を引かれます。」
3. 「そりゃ知らなかったな」
   「そうだ、良いアイデアがありますよ。」
4. 「Twitter を使って、日々の行動について短いメッセージを送って下さい。」
5. 「そうすれば、上司につながっているという感覚が味わえて、モチベーションも湧いてきます。」
6. 「そうだな、やってみるとするか。」
7. 「その答えだけで、もう生活の質が向上したような気がしますよ。」
8. 「あのバカ、いまどこだ？」
   「駐車場だよ。まだ忙しいフリをする必要はないな。」

……ということで、もう説明は不要ですよね。皆さんも是非、上司を Twitter に誘ってみてはいかがでしょうか。ただし自分のつぶやきも上司に見られる、というリスクもあることをお忘れなく。

 

ちなみにディルバートの登場人物の中では、断然「邪悪な人事部長」こと Catbert が好きな僕でした。

【関連記事】

■ ディルバート、Second Life に登場 （2007年11月7日）

そういえばおよそ2年前には、ディルバートはセカンドライフに登場していたのでした。

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午後9時を過ぎないと見れない雑誌広告

※少しシモネタ系なので、不快に感じる方はすみませんが読み進めないようにお願いします。間を取るために、ちょっと広告をひとつ。

ARのすべて-ケータイとネットを変える拡張現実
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という前置きをした上で、さっそく今日のネタを。「セカイカメラ」がついに一般公開され話題になっていますが、このアイデアもある意味でAR（拡張現実）と言えないこともないかもしれません。ていうか、ARで実現できそう：

■ Axe Day & Night: SMS & MMS print ad (Digital Buzz Blog)

雑誌広告と携帯電話、それにSMSを組み合わせた広告アイデア。これまでも様々なセクシー系広告を打ち出して賛否両論巻き起こしている、AXEの広告になります：

雑誌の方に掲載されているのは、気になる部分（？）が全て白抜きにされた女性の姿。まぁ、どんな格好をしているかはだいたい想像できるのですが、「隠されている部分が見たければ～にSMSを送るように（夜9時以降）」という指示が書かれています。で、その通りSMSを送ると、送信者の手元に画像が送られてきて、それを雑誌の広告と合わせると……という仕組みになっています。

というわけで、男性の下心を巧みに利用してメールアドレスを集めるという、これまた賛否両論確実な広告なわけですが。しかしアイデア自体は悪くないのではないでしょうか。例えばティザー広告に応用して、「～日以降にこの場所をセカイカメラで見ると、新商品の情報が手に入ります！」とか。しかも発売日に近づくにつれて、より詳しい情報が表示されるようになるなどというコントロールも可能でしょう。AXEの広告のように、見る時間帯によって見れる内容が変化するなんてことも可能なはずです。

というわけで、シモネタの方はともかくとして。いろいろと応用できそうなアイデアかもと感じた次第でした。