仕事で疲れた日の夜、ボーッとしながらプレイするのが良いかもしれません。半分ゲーム、半分音楽なアート作品です。必ずスピーカーをオンにしてどうぞ:
■ January
Rich Vreelandさんという方が作成された、8ビットの不思議な「ゲーム」。操作は簡単で、カーソルキーで左右に移動し、上キーを押すとキャラクターが上を向いて舌を出します。その舌で空から落ちてくる雪をキャッチするとゲームスタート:
舌で雪をキャッチすると、その瞬間に1つだけ音が鳴ります。雪の粒が大きければ大きい音で、小さければ大きい音。音の高低はランダムなように感じられるかもしれませんが、実はちゃんとした音楽的なルールに基づいて計算されたもので、適当に歩いて雪をキャッチしているだけでも、不思議と1つの曲のように聞こえてきます。
また時おり、雪をキャッチすると詩の一片が現れます。"January…"という単語からスタートして、"with or without you"などなど。流れる「音楽」と合わせて、少しノスタルジックな気分にさせてくれます。
次第に雪は強くなり、キャッチして音を鳴らしながら右へ右へと歩いて行くと、最後に出発した小屋に戻ってきます。小屋に入ればゲームオーバー。といっても別にスコアが表示されるわけではなく、またすぐに小屋から出てきて、最初から繰り返しになるのですが。
ごくごくシンプルな作品なのに(しかも8ビット風の画像なのに)、なんとなく不思議な雰囲気を醸し出している"January"。これから仕事だというタイミングでご紹介する作品ではないかもしれませんが(笑)、時間が空いたときにぜひ。
コメント