国境なき記者団(Reporters Without Borders)が"Censorship tells the wrong story"(検閲は事実と異なる物語を伝える)という広告を発表したそうなのですが……百聞は一見にしかずということで、まずはご覧下さい:
■ Reporters Without Borders: Obama/Clinton (Creativity Online)
絶妙なところに掛けられたモザイクが……非常に誤解を生みますね(笑)。もうひとつ、ロシアのプーチン首相のバージョンも:
こちらも非常に、非常に誤解を生みます。余計な検閲や情報統制は、事実を歪めて伝える結果にしかならない。当たり前の話なのですが、この広告は改めてその意味を表している広告ではないでしょうか。しかも強烈なインパクトのある形で(笑)
残念ながら東日本大震災後の日本は、まさにこの広告が示しているような状況になりつつあると思います。「情報が全て開示されている」と信用できる、あるいは政府や関係者の言葉が信頼できるという状況が早く回復されると良いのですが。
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