そんなこんなでラスベガス滞在も最終日となってしまいましたが、書けていなかった話を少しずつ。
レノボはCESに合わせていくつかの目玉製品を用意してきているのですが（実は例の"YOGA"なんかも参考展示ではなく製品として発表することが直前に決まったとのこと）、"IdeaTab S2110"もその1つ。YOGAが「タブレットにもなるUltrabook」だとすれば、S2110は「ラップトップにもなるタブレット」といったところでしょうか。
基本的に"IdeaTab S2110"はAndroid 4.0搭載のタブレットなのですが、着脱可能なキーボード部分が付属しています：
これだと普通のラップトップみたいでしょ？
で、ラップトップの画面にあたる部分を持って引っ張ると、こんな風にタブレット端末に早変わり：
どうだ！の顔。
ついでに合体させた状態のアップはこんな感じ：
黒バージョンのIdeaTab S2110。
実はこのキーボード部分、予備バッテリーの機能も果たしていて、両方合わせた状態であればバッテリー駆動時間が約20時間にも達するとのこと（本体10時間＋キーボード部分10時間）。スペックはスペックに過ぎないので実際に試してみなければ分かりませんが、これだけあれば「一日外を出歩いて仕事する」といった使い方も十分にできそうです。
以前から「キーボードと画面を着脱可能」という製品は出ていましたし、今回のCES2012でも、タブレットにキーボードを付けるというアイデアを具体化した製品がいくつか出展されていました。その中でS2110は、両者を一体にした時の違和感がほとんど無いという点でかなり上手くまとめられているのではないでしょうか。合体させて画面を閉じれば普通のラップトップと変わりませんし、もちろんタブレット部分もごく普通のタブレットとして使うことができます（厚さ8.69mm/重量580gとのこと）：
タブレットの天板部分はこんな感じ。ちゃんとカメラも付いています：
もう一度お兄さんに持ってもらったところ：
最後にオマケ、英語ですが解説の様子をどうぞ：
タブレットが欲しい、でも家のPCも買い換えたいし……などという場合には、S2110は最良の選択肢になるのではないでしょうか。また上記のようにバッテリーの持ちが非常に長いので、モバイルワーク向けの一台としても十分に期待できると思います。
残念ながらYOGA同様、S2110もグローバル展開は決定しているものの、日本市場への投入時期は未定とのこと。「YOGAと一緒にできるだけ早く日本にも！」とお願いしてきましたが、日本のユーザーはちょっと待つ必要がありそうです。早く発売されたら僕のお手柄ということで（笑）
アメリカでは日本未発売の限定版とか色々多いですね。。YOGAはとにかく興味があります。今後YOGAタイプのものが主流になるのでは・・？IdeaTab S2110も気になりますね、早く日本でも発売されないかな
投稿情報: 10インチ タブレット | 2012/08/28 11:38