今日は引越しで、一日中力仕事してました。という訳でろくにニュースもチェックしていないのですが、CNet Japanで気になるニュースがありましたのでご紹介を。
Google Readerを筆頭に、最近新しいRSSリーダーが各社から発表されていますが、登録したRSSフィードを他人と共有できる「ソーシャルRSSリーダー」がBIGLOBEからリリースされたというニュース:
他のユーザーとつながるソーシャルRSSリーダー--BIGLOBEが提供開始(CNet Japan)
ウェブリリーダーと銘打たれたこのWEB型RSSリーダー、「登録したRSSフィードの一覧をソーシャルブックマークと同様に他のユーザーに公開し、共有できるのが特徴」とのこと。
以前から「OPMLを活用し、他人とRSSフィードを共有する」という"Reading List"のアイデアがあることをご紹介しています(関連記事)。BIGLOBEのRSSリーダーがOPMLの共有を行っているのかどうかは分かりませんが、"Reading List"の機能が実現されていると言って良さそうです。
非公開設定も可能とのことで、プライバシーの問題もクリアされています。残念ながらまだ使ってみてはいないのですが(BIGLOBEのカフェ会員かサービス会員であることが必要)、フィードの人気ランキング機能があったり、「同じ趣向の人を探す」という機能があるなど、フィード共有ならではのサービスが展開されているようです。ソーシャルRSSリーダーというとRojoやBloglines辺りを連想しますが、単なるフィード共有にとどまらないサービスになっているのではないでしょうか。
RSSフィードの登録状況を共有することで、例えば「『百式』を購読している人は、こんなブログも購読しています」というAmazonの「お薦め」のような機能や、「『ITmedia オルタナティブ・ブログ』購読者の会」のようなコミュニティ形成機能、「マーケティング担当者必読ブログリスト」のような情報共有機能など、さまざまな発展が考えられると思うのですが。BIGLOBEのRSSリーダーがきっかけとなって、もっと「RSSフィードを共有する」という発想が普及すれば良いなと思います。
※トマログさんの記事に、ウェブリリーダーの詳細なレポートが掲載されています。僕はすっかり疲れてしまったので、この記事を読んで満足して寝ようと思います・・・。
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