大げさなタイトルですが、中身はただの感想です。
先ほど投稿した通り、今日はWEB管理者の会議に出席してきました。その中で、ある大企業のWEBサイトを統括されている方のプレゼンテーションがあり、それを聞いて感じたことを少し。
プレゼンテーション中で僕が興味を引かれたのは、企業WEBサイトの役割の変化。過去から遡って、どのような変遷を遂げてきたかについて説明があったのですが、今後の企業サイトのあるべき姿をまとめると「普通の人の相談に乗るビジネスマン」といったところでしょうか。社外秘の内容もありますので詳しくは言えませんが、それぞれのキーワードを解説するとこんな感じです:
「普通の人の」・・・WEBサイトはもはや、老若男女が等しく参加する場になった。「バリアフリー」のように、誰でも安全・簡単に移動できるWEBサイトを作らなければならない。
「相談に乗る」・・・企業のプレスリリースを行ったり、物を売るだけがWEBサイトではない。消費者は商品を買う前も、また買った後でも、情報を求めてWEBサイトにやってくる。企業WEBサイトには様々な役割が期待されていることを理解し、それに幅広く対応する心構えが必要。
「ビジネスマン」・・・とりあえずWEBがあります、という時代はとっくに終わっている。効果測定を行い、WEBのパフォーマンスを測ることは必要不可欠。またユーザーとのコミュニケーションをそのままで終わらせるのではなく、そこからビジネスにつなげるような仕組み(必ずしも、営業行為を行うとは限らない)を構築しておくことが必要。
どちらかと言えばBtoC向けサイトの話ですが、BtoB向けでも心に留めておくべきキーワードではないでしょうか。また「相談に乗る」というキーワードから、WEBサイトを通じたコミュニケーションは今後、量よりも質の方が求められて行くように思います。ここら辺に、ブログやSNSが果たせる役割があるはずですよね。
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