僕の住む三鷹市では、今日19日と20日の2日間、毎年恒例の阿波踊り大会が開かれています。というわけですっかりお祭りムードに浸っていて、ブログの更新を忘れていた・・・ので、お手軽に目の前にある朝日新聞から、これまたお手軽に2.0ネタを:
■ ネッ得! 13万件からの台風画像が検索可能(朝日新聞土曜版 2006年8月19日 b6)
国立情報学研究所が開設した、台風の画像データベースサイト「デジタル台風」について。1981年から2006年にかけて発生した台風の画像約13万件が保管されていて、日時やシーズン、地図・地名などさまざまな条件で検索が可能です。
が、2.0的なのはそこからリンクされている情報ページ「台風前線」の方。実際に台風が接近している/接近した地域に住む人々からの情報を集約するためのサイトです。ブログのトラックバック、もしくは携帯電話からの写真付きメールで情報を投稿できるようになっていて、寄せられた情報はこんな風に表示されます(緑色の点/線が台風の進路で、黄色い星がユーザーから寄せられた情報):
マップは左横にあるスクロールバーで拡大/縮小が可能。ここで黄色い星印にカーソルを合わせると、こんな風にバルーンが表示され、クリックすれば詳細情報に飛べます:
アイデア的には、地域情報サイトやグルメサイトなどで見たことがあるような気がする・・・といった感じですが、気象情報サイトで実現しているというのは面白いですね。インターフェースもオシャレな感じで、いろいろと遊んでみたいという気にさせられます。不謹慎ですが、「台風10号が東京付近に来ていたら参加できたのに!」という気分になったほど(別に台風が来ていない地域からの投稿をシステム的にブロックするようになってはいないのですが)。けどこうした「参加することから直接的な利益が得られないサイト」では、「なんとなく面白そう」という雰囲気を醸し出して、ユーザーを惹きつけることって重要だと思います。
さて、この情報からすると、明日の阿波踊り大会も大丈夫そうですね。三鷹阿波踊り大会では、「勝手連」という形で飛び入り参加も可能になっています。踊りもWEB2.0も「同じアホなら参加しなきゃ損」ってことで、明日はちょっくら踊ってこようかな。
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