OpenCourseWare 「進化生態情報学」実践中(詳しくはこちらのエントリにて)。
【今日したこと】
- 『進化論という考えかた』の第1章までを読む。
- 注文していた『佐倉統がよむ 進化論のエッセンス』が届く。こちらはオンデマンド出版ということで、興味のある方はトランスアートのホームページからどうぞ。
【今日の感想】
- 今日も時間がなくて講義ビデオはお休み。もともと週1の授業だし、あまりハイペースで進める必要もないのですが、明日こそは見なくてはという気分。
- 「進化理論とはアルゴリズムだ」というフレーズに納得。なるほど、アルゴリズムであればこそ、社会や企業の動きにも適応可能なわけですね。
- 「超常刺激への過剰反応」という言葉があるそうな。例えば卵を産んだガン(鳥)は、卵から巣から転げ落ちると元に戻そうとして自分の方に引き寄せる性質がある。これに対し、プラスチックでできた特大の人工卵(=超常刺激)などを本物の卵と並べて置いておくと、人工卵の方を引き寄せるというもの。なんでも「甘いものをつい食べ過ぎてしまう」のも超常刺激への過剰反応なのだとか(現代社会のお菓子の甘さは、自然界にはあり得ない「超常刺激」)。あー、なんかダイエットできないのは仕方ないんだと言われたようで安心。
- 冗談はともかく、「起こり得ないことに対処するような不経済は、自然選択が許してくれない。(※故に超常刺激への過剰反応が起きる)」という説明に納得。しかしこれが企業の話であったとしたら、「起こり得ないと思っていたので適切に対処できませんでした」は許されないわけで。不経済をどう内包していくか、そのヒントがこれからの授業で得られたりするのかなと期待。
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