OpenCourseWare 「進化生態情報学」実践中(詳しくはこちらのエントリにて)。最近進捗を書いていませんでしたが、時間を見つけて進めています。
【今日までにしたこと】
- 講義ビデオのLec.4、3本目までを観る。
- 『佐倉統がよむ 進化論のエッセンス』を読み終える。
【今日までの感想】
- Lec.3 の後半はグループディスカッションとなっていたのですが、驚いたことにその様子まで講義ビデオに収められていました。佐倉先生が各グループを回り、そこでのディスカッションに少しずつ参加する様子が映されているのですが、けっこうディスカッションの雰囲気を味わえます。これ以外にも進化生態情報学の講義ビデオは「これってカットしても文句言われないんじゃないの?」という部分まで収録されていて楽しい。意外に雑談的な部分も大切で、記憶に残ったりしますよね。
- ダーウィンは「進化」という言葉ではなく、「変化を伴う継承(descent with modification)」という言葉を使っていたらしい。つまり一歩一歩前進するというニュアンスではなく、ある形質が変化しながら次へ次へと受け継がれていくという感覚。確かにこちらの言葉であれば、進化論をアルゴリズムとして様々な場面に適応できるように思います。
- 例えば企業も「(少しずつ良い方向へ向かうという意味で)進化する」ということは必ずしも言えませんが、「少しずつ変化しながら進む(その結果が成功か失敗かは分からない)」という意味であれば、進化論の原理を当てはめることができるでしょう(※ただし企業は生物ではないので、「生物の進化から企業戦略が考えられる」という意味ではありません)。
- 『利己的な遺伝子』が読んでみたくなった。しかしそこまで手を出すと、本業から脱線しすぎか・・・(この時点で脱線しすぎという話もありますが)。
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