ご存知の通り、ブログやSNS、ソーシャルブックマークなど Web 2.0 を代表するアプリケーションが企業内でも活用され始めているわけですが、動画配信システムをイントラネット上に構築してくれるサービスがあるとのこと:
■ User-generated video for the corporate crowd (Springwise)
紹介されているのは"Meat Team"というサービス。構築されるシステムは「社内テレビ局」という位置付けがされていて、Meat Team 主導で作成した番組、もしくは社員が作ったビデオを配信するそうです。またシステムはSNS的な機能を持ち、アップされているビデオにタグ付けしたり、コメントを付けたりすることができるようになっているとのこと。ただし「動画投稿サイト」を構築するサービスではなく、あくまでも管理されたコンテンツを配信すること(言うなれば「番組編成」のステップを経てコンテンツを流すこと)に重点が置かれていて、社内誌や社内一斉同報メールに代わるメディアとして位置付けられているようです。
これを読んでふと思ったのですが、社内テレビ局ではなく社内 YouTube なんてどうでしょうか。既に誰かが提唱されていそうですが、文字通り一企業内限定の YouTube。社員なら誰でも自由にビデオを投稿可能で、他のユーザーはビデオを評価したり、コメントを付けたり、社内ブログにエンベッドするなどの行為が可能。本家 YouTube と同じ機能をイントラネット上に展開するというアイデアです。
そんなの誰が使うの?と言われそうですが、動画が社内で簡単に流通できるようなプラットフォームがあれば、けっこう利用価値は高いのではないでしょうか。どっかの見本市に行ったらその様子を撮影してUP、試作品ができたらそれを動かしているところを撮影してUP、課長の宴会芸が面白かったら撮影してUP、などなど・・・。最近は携帯電話でけっこう高画質のムービーを撮れるようになっていますから、撮影者や撮影機材の心配をする必要はないでしょう。
とここまで書いたものの、既にどっか進んだ企業でそんなのやってそうだな。はてなとか。って投げやりになっているのは、別に社内に不満があるわけではないですよっと。
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