いや、僕ごときが心配する必要もないと思うのですが。先日から東大のサーバが重く、何度か接続できなくなっています:
なんでそんなことに気づいたかと言えば、ご存知の通り(?)、いま東大の OpenCourseWare 「進化情報生態学」を受講しているため(こちらのエントリで解説しています)。最近時間がなくてサボり気味だったのですが、久しぶりに再開しようとしたところアクセスできず。たまに復旧するのですが、またダウンしたりで、講義ビデオを見ることができません。
これから OpenCourseWare やら eラーニングやらが一般化して、オンラインで授業を受けるという行為が当然のものとなったら、「システムダウンで休校!」なんてことも出てくるのでしょうね。さらにテストや課題提出までオンラインで、ということになれば、大学のサーバとはいえ高い信頼性が求められるようになるでしょう。という状況なのに、東大は大丈夫なのでしょうか。
ちなみに受講進捗状況、久しぶりにメモしておくと・・・
- 講義ビデオは第6回まで見終わっています。第7回は『パラサイト・イヴ』の作者、
小松左京氏(違う違う!コピペを間違えました)瀬名秀明氏がゲストスピーカーとして登場するということで、楽しみ。 - 課題図書の『利己的な遺伝子』、これまでの課題図書の中で一番難解。言及されることも多い本なので、もう少しとっつき易い本かと思っていたのですが・・・。とりあえずこちらは第6章まで読み終えました。第11章の「ミーム」登場まであと少し。
こんな感じ。早く復旧してー。
< 追記 >
2007/4/19 14:00 時点で復旧してました。良かった。
はじめまして。
言われている問題は、MS社のストリーミングや、一流どころのシステムのことしかお考えになっていないために悩むことになるのではないでしょうか?
私が知るところでは、BitTorrentのようにアクセスが増えれば増えるほど配信も増強される、という考え方に近いシステム作りをすでに完成しているグループがあるようです。
BitTorrentの場合には、配信に参加する人が無差別に選ばれてしまうという問題がありますが、そういうことがあらかじめ認めうる人のみの間でデータセンターのストリーミングサーバーなどに頼らずに通常のパソコンで強力な配信を行う方法があります。
ストリーミング配信については、この場合DRMが必要かどうかはわかりませんが、DRMが必要な場合であっても、MS方式のDRMをはるかに上回る著作権保護を実施しつつ、サーバーOSやサーバーマシンを利用しないで通常のXP/VistaマシンなどでWMVの配信が可能であるのを実際に見ています。
例えば、主催者のグループが自分たちのパソコン5~6台をお互いに利用して配信を大幅に強化することが可能になるということです。
これ以上は長くなりましたのでおしまいにします。
投稿情報: 知床博士 | 2007/04/20 18:59