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ということで週末ネタです。O'Reilly Radar で紹介されていたのですが、何でも「WEB2.0ソング」が登場したそうな:
■ Are You Blogging This? A Web 2.0 Song. (O'Reilly Radar)
さっそく実物はこちら:
歌っているのは David Lee King という方。とにかく流行の WEB2.0 系ネタを詰め込んだという感じなのですが、歌詞は以下の通り:
My picture is flickring around technorati
And I just discovered I am such a newb, I'm on YouTubeAre you blogging this?
Delicious myspace then tell me with meebo
Drop my feed into bloglines, I'm so web 2.0Are you blogging this?
Blogger blummy skobee ditto seekum suckingfish
Auctionmapper frappr zoomr feedwhip blish
Rollyo seekum previewseek swicki winkFlickr scanr talkr cheapr soonr kitchen sink
All Ourmedia's confusing me
Maybe I need to read a Wikipedia entryAre you blogging this?
Google froogle blogger SketchUp calculator talk
Code news catalogs academic search
Finance images video alerts
Mobile SMS picasa translate search
てきとーに訳してみるとこんな感じ(歌詞の訳なので、不自然な点はご勘弁を):
Flickr にアップした僕の写真が、Technorati に載ってる
初心者だけど、YouTube にビデオもあるこれ、ブログに書くの?
del.icio.us にブクマして、MySpace に載せて……そしたら、meebo で僕とIMしてよ
RSS を Bloglines に登録して、僕ってすごく WEB2.0 でしょこれ、ブログに書くの?
Blogger に blummy、skobee、ditto、seekum、suckingfish
Auctionmapper に frappr、zoomr、feedwhip、blish
Rollyo に seekum、previewseek、swicki、それから winkFlickr に scanR、talkr、cheapr、soonr、キッチンのシンク
ourmedia はよく分からない
Wikipedia を読んだ方が良さそうだこれ、ブログに書くの?
Google に froogle、blogger、SketchUp、Calculator Talk
コード検索、ニュース検索、論文検索
ファイナンス、イメージ検索、ビデオ検索、アラート機能
Mobile SMS に Picasa、翻訳機能……
やったもん勝ち、といったところでしょうか(最後はサービスの羅列になってしまってるのがちょっと残念)。日本でも便乗して「ドコモ2.0」とか言っちゃってる企業があるし。年末ぐらいまでは WEB2.0 ネタで引っ張れるのかなぁ。
投稿情報: 01:06 カテゴリー: 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ということで、昨夜はAMNのブロガー勉強会に出席してきました。「ブログをどう続けていくか」という、ブロガーにとって身近なようでじっくり考える機会の少ない(周りにいるのはブロガーだらけ、という幸運な人を除く)問題意識がテーマの勉強会。僕にとっても新鮮な発見がありました。
シロクマ日報でも少し書いてしまいましたが、今回のトピックは「トラブルをどう回避するか」「質をどう維持するか」「ファン(定期的に読んでくれる読者)をどう増やすか」の3つ。それぞれ興味深い議論になったのですが、特に面白かったのは「フィードバック」について。
ブログを続ける上で、読者からのフィードバック/反応を得ることが大きなモチベーションとなる、という方は多いようです。個人ブログ/ビジネスブログ/社内ブログを問わず、「こんな反応があって書く意欲がわいた」という体験談は多いですし、僕も「あのクマのブログを書いている方ですよね!」と言われるとシャレにならないくらい嬉しいです。なので「フィードバックが重要」という点は驚きではなかったのですが、「どんなフィードバックを気にするか」という点については様々な意見がありました。例えば:
これは普通ですよね。さらに:
この辺も気にされている方は多いと思います(僕も最近、シロクマ日報でこんなエントリを書きました)。そして特殊なところでは:
などなどが出ていました。皆さんアクセス数・コメント数という「量」だけでなく、誰からの反応かという「質」(というと誤解を招くかもしれませんが)の方も気にされているようです。
「アクセス数」「コメント/トラバの数」といった量的な面だけに目を奪われると、「自分の書きたいことではなく、ウケるエントリを書く」という方向に行ってしまう危険があります。特に勉強会でもコメントがあったのですが、「はてブ」などSBMでのブクマ数は麻薬(かく言う自分も、はてブ数を狙ったエントリを書いてしまうこともしばしば)。それを狙うのも良いかもしれませんが、やっぱりブログは「これを伝えたい」という思いがあって書かれるものでしょう。反応の量ではなく「○○さんに見て欲しい」「○○という組織に伝わった」という方向に意識を向けることは大切だと思います。
……と言いつつ、やっぱり爆発的な反応があると嬉しくなってしまうんですよね。Polar Bear Blog はネタ半分・まじめ半分ということでよろしくお願いします。
投稿情報: 16:35 カテゴリー: ウェブログ | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (4)
「デジタル写真を共有できるウェブサイト」なんて珍しくなくなりましたが、まだまだ満たされていないニーズが残されているようです。New York Times に掲載されていた、「Flickr で家族の写真をプリント注文しようとして……」という話:
■ Photo Sharing Even the Folks Can Handle (New York Times)
記者の David Pogue さんの母親が、彼のPC上にあった画像をプリントしたいというので Flickr にアップロードし、そこから注文するようにお願いしたところ、注文が完了するまでに7回のクリック+2枚のポップアップメニュー+2つのダイアログボックスを経なければならなかったとのこと。この種のサービスに慣れていなかったお母さんは、長い時間を費やすことになってしまったそうです。
そこで「家族で使いやすい写真共有サイトはどれか?」を探すため、David さんはメジャーなサービスを考察してみることに。様々なサイトを触ってみた結果、彼が下した結論は:
Next time my mother wants to review my photos on the screen and order prints with one click, I’ll use Snapfish or Kodak Gallery. And next time I just want my friends to be able to see and grab copies of my pictures online, I’ll use Picasa Web Albums.
次に母さんが画面で写真を確認して、ワンクリックでプリント注文したい時には、Snapfish か Kodak Gallery を使うつもりだ。友人が僕の写真を見て、コピーしたい場合には、Picasa Web Albums を使うだろうけど。
ということで、Flickr ではなく Snapfish と Kodak Gallery に軍配を上げています(詳しい考察については、このエントリの最後部に訳してあります)。
当然の話ですが、同じ「写真を共有する」という行動でも、利用シーンが異なれば求められるポイントは異なります。例えば「家族みんなで楽しむ」という場合には、
などの点が重視されるでしょう。一方「画像を通じて多くの人々と交流する」というのが目的であれば、
などの点が重要になるはずです。ところが現在は、David さんの考察からも分かるように、後者の方が手厚くフォローされている一方で前者に合うサービスはあまり存在していません。
と話を分けてみれば簡単なことなのですが、意外にニーズというものはごっちゃになってしまい、「このサイトのAという要素と、このサイトのBという要素が一緒になっているサイトがあればなぁ」という状況は起きやすいものです。記事を読んで、たとえ「画像共有」のように様々なサービスが乱立しているような分野でも、ターゲットとなる利用シーンを絞ってそこにあるニーズを正しく把握すれば、まだまだ勝負できる(最大手になる、という意味に非ず)ところがあるのかなぁと思った次第でした。
投稿情報: 10:08 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今夜はアジャイルメディアネットワークが主催する、AMNブロガー勉強会に参加しています:
■ 第二回AMNブロガー勉強会の開催について (Agile Media Network | blog)
そう、前回出席を予定していながら、謎の病で断念させられたイベントの第2回。約20名のブロガーの方々が参加されていて、熱い(?)ディスカッションを繰り広げています。内容は、
前回の勉強会では、主にブログを継続するための方法や、時間の作り方、読者の増やし方などを中心に議論しましたが、今回はブログのトラブル回避や質の維持、そして改めて単なる読者ではなくファンの増やし方について情報交換したいと考えています。
という具合。レポートはまた改めて。
投稿情報: 19:11 カテゴリー: ウェブログ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
ネタです。デスクトップの本来の意味は、文字通り「机の上」という意味ですよね。そこでPC上の「デスクトップ」と本当の「机の上」を見比べてしまおう、という企画を始めた方がいらっしゃいます(via Core77 Design Blog):
■ Desktop-Desktop (nownow)
ある人物のPCと、机の上を撮影して上下に並べるという企画。現時点で#7まであります。こうして見てみると、「デスクトップ」と「机の上」はリンクしているようないないような。
例えば#2に登場した Giuseppe Demaio さん(芸術家?)なんかは、両方のイメージというか、雰囲気が一致してますよね:
皆さんの場合はどうでしょうか。僕は……両方とも雑多でとてもお見せできません。その点ではリンクしてると言えるのかも。
投稿情報: 11:43 カテゴリー: デザイン/アート | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
僕の娘はまだ小さいので、簡単なお人形さん遊びしかしないのですが、おままごとの真似事(?)をするようになりました。そろそろ「リカちゃん」のような人形を欲しがるかな……と思っているのですが、もしかしたら欲しがるのは人形ではないかもしれません:
■ Doll Web Sites Drive Girls to Stay Home and Play (New York Times)
いまアメリカで"Cartoon Doll Emporium"なるサービスが小さい女の子に人気とのこと。以下にスクリーンショットを掲載しましたが、こんな風に原色で目が痛くなりそうなサイトで(女の子の好みは世界共通?)、「アバター機能が充実したSNS」といったところでしょうか。有料サービス(1ヶ月$6.99)で、メンバーになると「バーチャルドール」なるものを作ることが可能。この「人形」の髪型・洋服・アクセサリーなどを着せ替えたり、他のユーザーと交流したりして遊ぶわけですね。ちなみにユーザーの96%までが8~14歳の女の子で占められているそうです。
New York Times は Cartoon Doll Emporium を「補助輪つきの MySpace」と表現していますが、親にとっても安心なサービスと言えるかもしれません。料金はクレジットカードで支払わなければならないので、おかしな人物が匿名で参加するのは不可能。料金は毎月発生しますが、洋服・アクセサリー等は無料とのことなので、トータルで考えたら安上がりかも……と思わせませす。思わせるだけ、かもしれませんが(案の上、「選べる人形が増える」などの有料プレミアム・サービスがあるそうなので)。
こうしたサービスは急激に人気を集めていて、同様のサイトがいくつも立ち上がっているのだとか。そうなると、割を食うのは「本当の」人形です。バーチャルで人形遊びをしているのなら、その分リアルで人形遊びをする時間が減る -- そうした懸念からか、バービーで有名なマテル社も"BarbieGirls.com"という類似サービスを立ち上げたそうです。
安全性に配慮されているとはいえ、小さい子供がオンラインで遊ぶことに対する懸念は残されるでしょう(類似サービスの中には、広告収入に頼ってユーザーには課金しないものも)。しかし自分の「人形」を自由にアレンジできるうえ、いつでも誰かとコミュニケーションできる世界があれば、子供がそれに夢中になるのは当然です。リアルでの人形遊びは完全に無くなりはしないにせよ、その大部分が「バーチャルおままごと」に置き換えられるのではないでしょうか。
もしかしたら、バーチャルで人気を集めた人形が、リアルで現実の人形として発売されるようになるかもしれません。実際、セガのアミューズメント機「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」内でキャラクターが着ていた服が現実の服として発売されたという例もありますから、リカちゃんに代わる人形が「日本版 Cartoon Doll Emporium」から生まれた……などと数年後に語られている可能性はあると思います。考えてみれば、他にも「ゲーム->(手で触れられる)玩具」という事例は数多くありますし、今後は「子供向けWEB2.0 -> 玩具」という流れも普通になるのかもしれませんね。
投稿情報: 09:48 カテゴリー: SNS/ソーシャルメディア, マーケティング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ここ数日で見つけた、個人的に「使えそう」と感じた Windows Live Writer 用プラグインについて。
文字通り、ウェブサイトの画面をキャプチャして、画像化してくれるもの。例えば Polar Bear Blog を挿入してみると:
サイズ指定、画像にリンク(元となったサイトへの)を付けるかどうかの指定も可能。シンプルで使いやすい。ちなみに似たプラグインの"ScreenCapturePlugin"は画像サイズが640×480に固定されてしまうのでイマイチ。
※注意!
挿入した画像は、下書き保存してくれません。画面を閉じるとまっさらになってしまうので、「これで投稿」という時に使用すること。
ブラウザに Firefox を使っている方に。インストールすると、こんな風にボタンが追加されて:
「このネタでブログ書こうかな」と思ったら、ボタンを押すだけで Windows Live Writer を起動(複数ブログが登録されている場合には投稿するブログを選択) -> タイトルに元記事タイトルを挿入、という処理を行ってくれます:
リンクを挿入したい場合には、右横に表示されている「リンクの挿入」ボタンを押せばOK。
※注意!
1.で紹介した"Insert Website Image"がインストールされていると、Writer 起動時に勝手にスクリーンキャプチャしようとして、処理中のまま反応しなくなってしまいます。ということで、現時点では1.と2.を同時に使えないという残念な状況。
3. Table Plugin
Live Writer デフォルトの表挿入機能では、行数・列数・幅・スペースしか指定できないのですが、Table Plugin をインストールすると:
こんな風に、色や背景画像などなどのプロパティを指定することができるようになります。簡単ですが、こんな感じ:
1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 |
7 | 8 | 9 |
4. Event Plugin
イベントを挿入するためのプラグイン。項目を指定すると、以下のような感じで表示してくれます(英語での表示にしか対応していないので、ちょっとヘンですが):
|
もちろん、単にキレイに表示してくれるというだけのプラグインではありません。入力された情報は hCalender 形式のマイクロフォーマットで表記されるので、検索・再利用してもらいやすくなるという仕組み。
また蛇足ですが、イベント情報サイトの"eventful.com"を通じてキーワード検索し、ヒットしたイベントの情報を簡単に貼り付けることも可能です:
|
※注意!
本当はイメージ画像も登録可能なのですが、なぜか画像を指定するとエラーになるので、ここでは外してあります。
……以上、簡単ですがとりあえずここまで。他にも面白そうなプラグインがあるのですが(デスクトップをスクリーンキャプチャしてくれたり、ソーシャルブックマークへのブックマークボタンを表示したり etc.)、正常に動作してくれないものが多く、ここでは実際に動いたもののみを掲載しています。また日本語のプラグインは現時点ではゼロなので、そろそろ面白いのが出てきて欲しいなぁと(他力本願ですが)。
もう忘れ去られているかもしれませんが……OpenCourseWare 「進化生態情報学」実践中(詳しくはこちらのエントリにて)です。病気やら何やらですっかり中断してしまいましたが、密かに再開してみました。
【今日までにしたこと】
【今日までの感想】
ということで、残りの講義はあと7つ。折り返し地点を過ぎました。受講を始めたのが3月半ばだから、3ヶ月弱で8つの講義をこなした計算に。途中中断もあったし、参考文献も読み進めながらなので、これくらいのペースなら妥当かなと……6月はもう少しペースを上げるつもりですが(夏が終わるまでには完了できるかなぁ)。
投稿情報: 12:11 カテゴリー: 科学 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「フォーチュン・クッキー」ってありますよね。中華街とかで食事するともらえるヤツ。硬いクッキーで、割ると中から「お告げ」(?)が書かれた紙が出てくるお菓子なわけですが、それをネット上で作れるサービスがこちら(さすがにクッキーは出てこないけど):
そうそう、こんな形のクッキー。このサービスはWEB2.0時代にふさわしく、フォーチュン・クッキーの中に入っている紙切れの「お告げ」を、みんなで考えてしまおうというもの。フレーズを入力する欄があるので、そこに考えた文章を入力して"Make it!"ボタンを押せばOK。他のユーザーが考えたフレーズは、トップページにランダムで表示される(印刷も可能)ほか、ユーザーの投票によって決定された「ベスト/ワースト10(文章の良し悪しではなく、幸運/不運の意味)」も確認が可能です。
上のスクリーンショットは、現時点でのベスト/ワーストの一部。例えば「不運」の方には、「ジョージ・ブッシュがまだ大統領の座にいる」「食べ物に毒が入っている(中国産!?)」など、かなりブラックなものも……。まぁ投票なので、公正に選ばれた結果ですが。
日本に置き換えるとしたら、「おみくじの文章をみんなで考えよう!」といったところでしょうか。誰もが様々なモノの作成に携われるWEB2.0時代には、神の領域(?)にまでお手軽に参加可能なわけですね。
投稿情報: 11:24 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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