すみません、なぜか画像見た瞬間にロッキーの姿が浮かんだので、こんなタイトルにしてしまいました:
■ iSweats
要はスウェット型の iPod ケースなのですが、顔のところに画面が出るようになっていて、ナイスアイデアです(色はグレーにして欲しかった……)。1つ13.99ドルで実際に販売していますので、欲しい!と思った方は是非エーイドーリアーン!!
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すみません、なぜか画像見た瞬間にロッキーの姿が浮かんだので、こんなタイトルにしてしまいました:
■ iSweats
要はスウェット型の iPod ケースなのですが、顔のところに画面が出るようになっていて、ナイスアイデアです(色はグレーにして欲しかった……)。1つ13.99ドルで実際に販売していますので、欲しい!と思った方は是非エーイドーリアーン!!
WEBサービスがなかなかお金にならない、とはよく言われることですが、これはちょっとユニークな手法かも。イケてる(死語)人の写真/動画を投稿して、みんなで閲覧・投票しようというサイト"You Look Great Today"がオープンしています:
まぁ内容的にはよくあるサイトなのですが、アクセスするとこんな風に、様々な「イケてる」人の写真/動画が登場します:
で、以下のように個々の人々について4ジャンルで評価が可能(ちなみにアイコンの意味は、左から「目が誘惑的」「笑顔が素敵」「髪型がナイス」「服がいいね」といったところ):
これでどうやってお金稼ぐの?という点ですが、上の写真で全員が親指を突き上げているのにご注目。これは別に本人の手というわけではなく(犬やエルモにこんな指はないので)、「You Look Great Today カード」という代物になります:
このカードが1セット25枚入りで6ドル(送料込み)で販売されていて、You Look Great Today に写真/動画を投稿したいという人はこちらを購入、必ずこれを登場させて撮影すると。簡単に言えば参加費代りなのですが、実費で請求するのではなく、パフォーマンスの一部として組み込んでしまうのがユニークなところ。モノと交換されるということで、理解を得られやすい面もあるかもしれません。
まぁ企画自体がウケなければ、買ってまで参加しようという人が出てこないのが難しいところですが。チャリティーなんかではよく目にする手法ですし、こういった仕組みを応用してみるのも面白いかもしれませんね。
投稿情報: 11:41 カテゴリー: ウェブ・技術 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
オルタナブログでも書いたのですが、日本PTA全国協議会から「子どもとメディアに関する意識調査 調査結果報告書 平成20年3月」という報告書が発表されています。携帯電話をめぐる親と子のギャップが分かるなど、なかなか興味深い結果が満載なのですが、こんな質問があります:
「あなたは、少年マンガや少年コミック、少女マンガや少女コミックのなかで、好きな雑誌はありますか。その雑誌名を1つだけ書いて下さい。」
で、雑誌名を回答した人(好きな雑誌がある人)は続けてこんな質問をされます:
「その雑誌に、あてはまるものがあれば○をつけてください。(○はいくつでも)」
その結果がこちら:
ということで、n=72 という点には注意が必要ですが、『なかよし』(公式サイトはこちら/Wikipedia の解説はこちら)で「いじめたりおどしたりするシーンが多く描かれている」という項目が23.6%と特出しています。また「援助交際や出会い系サイトの話がよく出てくる」も8.3%で、登場する7誌のうちでトップ。うーん、とりあえず娘が年頃になったら『なかよし』は禁止しとこうかな……。
というのは冗談として(そういったシーンが描かれる文脈を見てみないと評価できないですし)、「携帯電話からのWEBアクセスはフィルタリングせよ!」という話が出てくるなら、こういったマンガも規制せよとかいう運動にならないのでしょうか(もちろん何でも規制すべし、と言いたいわけではありません)。ちなみに同じ報告書には「子供に読ませたくない雑誌」という設問もあるのですが、ここには『なかよし』は登場しません。「子供向け、特に女の子向けのマンガなら、それほど過激なものは登場しないだろう」「ケータイでネット?なんだか危ないんでしょ、そういうのって」という無理解・偏見がこういったねじれた反応につながっていくのかなぁと、小さな娘を持つ親として心に留めておこうと感じた次第です。
投稿情報: 08:59 カテゴリー: 書籍 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
切手やコインだけでなく、カセットテープやお菓子の包み紙など、WEB上では様々なモノのコレクションを発見することができます。しかしこれを集めようという人は初めて見たかも(via swissmiss):
チートシート、つまりカンニングシートの画像を掲載しているページです(分かりづらいですが、画像の右上にある<>マークで画像を送ることができます)。このカンニングシート、サイト管理者である Julie Cloutier さんの姉妹が作成したものとのこと。例えば以下は、3ページ目に登場するものです:
懐かしい、よくこういうの書いたっけ(もちろん、カンニングシートの持ち込みが認められているテスト用にですよ)。合法なもの/違法なものを問わず、ごく限られたスペースに情報を詰め込みつつも、必要な情報が一瞬で取り出せるように構成する。実はカンニングシートって、ユーザビリティや情報アーキテクチャの格好の参考資料になるものだったりして?
投稿情報: 14:24 カテゴリー: デザイン/アート | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
というわけで昨日も書いた通り、昨夜はこんなイベントに参加していました:
■ シングルモルト余市・ブロガーミーティングのお知らせ (Agile Media Network)
ニッカウヰスキーが製造した「シングルモルト余市1987」がワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2008で世界最優秀賞「ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキー」を受賞したとのことで、チーフブレンダーとしてシングルモルト余市1987の開発にあたった久光哲司さんのお話を聞きながら、すでに販売が終了しているこのお酒をテイスティングできるという内容。久光さんとそのお嬢さんの秘話(?)なども語られ、大満足のイベントでしたよ(単に旨い酒が飲めたから嬉しかったんだろうという話もありますが)。
お恥ずかしながら白州蒸溜所見学イベントに参加した際に初めて知ったのですが、ウイスキーは樽から出してすぐに瓶詰め>出荷というわけではなく、何種類かの原酒を混ぜ合わせてつくるのだそうです(シングルカスクという形で、1つの樽からのみ瓶詰めする場合もあり)。味も香りもそれぞれ異なる数種類の原酒があり、それをどのような比率で組み合わせて美味しいウイスキーをつくるか、そこがブレンダーという仕事の腕の見せ所というわけですね。
ニッカウヰスキーさんでは「二十歳(はたち)のウイスキー」というコンセプトで、20年以上熟成させた原酒を使って数量限定品をつくるということを数年前から行われているそうです。今回の「シングルモルト余市1987」もその一環で開発されたもので、通常の大量生産ラインにのらない商品なだけに久光さんにはフリーハンドが与えられていたとのこと(当然ながら、既製品の場合にはいろいろな制約があるのだとか)。往々にして「さぁ、自由にやっていいよ」と言われると逆にどうして良いか分からなくなってしまうものですが、久光さんはまず、芯になる「言葉」を決めたそうです。
その言葉とは「優雅で気品ある」というもの。「自由にやっていい」と言われたからといって闇雲に試してみてもダメで、イメージを固めて樽を選ぶ、という流れでスタートしたと仰っていました。そして数え切れないほどの配合とテイスティングを繰り返し、迷ったときには「優雅で気品ある」という言葉に立ち返って再び試行錯誤する、という結果誕生したのがシングルモルト余市1987だったとのこと。
「商品コンセプトが大事」とはよく言われることですが、長い商品開発の中でそれが有耶無耶にされてしまう、というのもよくあることです。特に既製品ではないものを創り出す場合、「ウケなかったらどうしよう」という不安からコンセプトよりも市場データの方が重視され、結果として八方美人的なモノ/サービスに落ち着いてしまう傾向が強いと言えるでしょう。シングルモルト余市1987の場合にはシンプルで力強い言葉があったこと、そしてそれが大事に守られたことが最優秀賞受賞という快挙を成し遂げた一因だったのかもしれません。
ちなみに前述の通り、「シングルモルト余市1987」は数量限定品だったため既に販売が終了しているのですが、WWA受賞を記念してノンチルフィルタード版が販売されるそうです(ちなみに今回も数量限定、1,350本のみ)。以下のリンク先で注文(申込者多数の場合は抽選)できますので、「優雅で気品ある」という言葉がどのように実現されたのか、ご興味のある方は是非どうぞ:
投稿情報: 12:04 カテゴリー: マーケティング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
また酒か!と怒られそうですが、今日は国際的な賞を受賞したシングルモルトウイスキー「シングルモルト余市1987」をいただいてきました:
■ シングルモルト余市・ブロガーミーティングのお知らせ (Agile Media Network)
例えて言えば、ウイスキー業界のアカデミー賞のような場所で、最高の名誉である作品賞を受賞したようなものとのこと。もしくは相撲で初めて外国人横綱が誕生したようなものとのこと、と様々な例えが出たのですが、とにかくすさまじい快挙を成し遂げたウイスキー。開発を担当されたブレンダーの方に誕生秘話をお聞きしたのですが、これが涙無くしては聞けない話でした(なぜ涙を誘ったのか、詳細はこちらで書いてみました)。
場所は青山 ニッカブレンダーズBAR。例えて言えば「笑ゥせぇるすまん」がお酒を飲んでいそうな(というと悪い印象になってしまうかもしれませんが)味のあるバーでした。落ち着いた場所で美味しいウイスキーがいただけたことに感謝です。
投稿情報: 23:08 カテゴリー: マーケティング | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
以前から発表されていたソフトなのですが(この辺の記事を参照のこと)、Microsoft が開発した「天文ソフトウェア」、"WorldWide Telescope"が正式リリースされました:
■ Microsoftが天体観測アプリ「WorldWide Telescope」を無料公開 (INTERNET Watch)
マウスで操作しながら宇宙空間を眺めたり、ハッブル宇宙望遠鏡やチャンドラX線天文台センターなどといった観測所の画像も閲覧できるソフトとのこと。公式ページはこちら:
The WorldWide Telescope (WWT) is a Web 2.0 visualization software environment that enables your computer to function as a virtual telescope—bringing together imagery from the best ground and space-based telescopes in the world for a seamless exploration of the universe.
WorldWide Telescope (WWT)とは、あなたのコンピュータをバーチャル望遠鏡に変えてしまう Web 2.0 型ビジュアライゼーションソフトです。宇宙をシームレスに探検しながら、地球上、そして宇宙空間にある最高の望遠鏡によって集められた画像も見ることができます。
とのこと。早速遊んでみましたが、イメージ的には Google Sky のマイクロソフト版、というより Google Earth の宇宙版と言った感じでしょうか。
こちらが起動してすぐに表示される「スカイモード」。最上部に星座のアイコンが表示されていて、クリックするとその星座まで移動してくれます。ちなみに上のスクリーンショットに写っているのは、お馴染みオリオン座ですね。
マウスで画面をスクロールしたり、気になる部分を拡大したりすることも可能。また検索機能も搭載されていて、「あーアンドロメダ大銀河ってM31だっけ?32だっけか?」などというありがちな(?)場合にもこの通り。ちゃんと候補が表示されて、その場所にジャンプしてくれます。
こちらはプラネットモード。太陽系の惑星や衛星を詳細に見ることができます(最初にインストールした状態では、金星・月・火星・木星・木星の衛星のみが用意されています)。上はお馴染み火星を表示したところ。マウスの操作で、上下左右にグリグリと動かせるというのはご想像の通り。
こちらはパノラマモード。探査機から送られてきた、他の天体の地表面を閲覧できるモードのようで、上のスクリーンショットは火星探査車 Opportunity によるビクトリアクレーターの様子。ここでもマウスによる画面スクロールが可能です。
さらに注目なのがガイド付きツアー機能。様々なテーマについて、専門家の方々が画像付きのプレゼンテーションを行ってくれるというものです。上は"Dust and Us"というツアーのスクリーンショットで、銀河や星雲の成り立ちを紹介してくれているところ。残念ながら解説はすべて英語なのですが、このコンテンツが無料で手に入るというだけでもインストールする価値はありそう。
……ということでこれ以外にもコミュニティ機能などがあり、なかなか遊べるソフトです。バーチャル望遠鏡というよりも、バーチャルプラネタリウムと呼んだ方が良いかもしれませんね。天文に興味がある人なら、2時間でも3時間でも費やせそうです。しかし Google が地球制覇(Google Earth)なら、Microsoft は宇宙征服するぞといったところでしょうか?
地味なニュースですが、インパクトは大きいかもしれません。皆さんご存知のロイターが、記事配信のためのAPIを公開したとのこと:
■ Reuters Frees Content with New API
ロイターラボ(Reuters Labs)が公開したAPIについて。通信社がラボを開設しているというのも驚きなのですが、ロイターが配信しているニュースを、API経由で取得可能とのこと(ただし非商業利用に限る)。このAPIを使用したサンプルとして、こんなページも登場しています:
■ Stingray Engineering: Reuters Spotlight API Demo
サンプルはよくあるブログパーツのような感じで、特に目新しさはないのですが、ロイターのニュースを自在に設置できるというのは嬉しいですね。残念ながら僕はプログラミングの知識がないので、このAPI自体の使い勝手などといった評価はできません。ので実際に使ってみたらいろいろ問題があるのかもしれませんが、「API経由でコンテンツを開放する」という動きは歓迎すべきものだと思います。
通信社が配信するコンテンツ(ニュース)は、「他の人々には配信できない」という性質のものではありません。当然ながらライバルも多いですし、ニュースの当事者が自ら情報発信を行う、ということが当たり前の時代になりました(ちなみに最近中国で起きた大地震の場合にも、米国では公的機関が情報発信するよりも早く、Twitter 上で情報が出回ったそうです:参考記事)。「教えてくれないなら、他の誰かに聞く」という消費者をつなぎとめるには、自らのコンテンツをできる限り取得・利用しやすい状態に置くことが必要でしょう。その意味で、API経由のニュース配信というのは当然の決断だと思います。
そういえば先日池田信夫Blogで
最近はロイターの日本語サイトが充実してきたので、リンクはなるべくここに張るようにしている。これも国内ニュースをもっと充実させれば、ウェブ軽視の新聞サイトより人気が出るのではないか。
という一節がありました(「日本の新聞サイトのリンクはなぜ切れるのか」より)。様々な事情はあれど、いまだにパーマリンクが設置できない日本の大手新聞サイトと、APIまで公開したロイター。このギャップが埋まり、逆に日本のメディアの方が海外の事例を引っ張る、というような状況が生まれて欲しいものですが。しかし日本の大手新聞は「オレ達にしか作れないコンテンツがある!」と信じているフシがあるので、コンテンツを利用しやすくすることに本当に力を入れるようになるのは、まだ先の話かもしれませんね。
お知らせです。Polar Bear Blog も参加しているブログネットワーク「アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)」で、読者アンケートを実施中です。無記名のアンケートで、内容は簡単な質問ばかりですので、皆さまご協力いただけますでしょうか。
実はAMNでは、昨年3月にも読者アンケートを実施しており、今回が第2回目となります(ちなみに第1回目の結果は、こちらのプレスリリースで確認できます)。1年が経過して、ブログ読者層にどのような変化があったのか。皆さんにも関心が高いテーマだと思いますので、ぜひご協力下さいませ。
(※写真は内容とはあんまり関係ありません。)
母の日ネタはこっちの方が良かったかな。ケリーバッグ(Kelly bag)と言えばエルメス(Hermes)の有名な女性用ハンドバッグですが、お値段もそれなりで手に入りにくいのはご存知の通り。ならば、ということで、ケリーバッグが自作できるというページが登場しました!しかもなんと、エルメス公式サイト内の1コーナーです:
すべて Flash で作られたサイトなので、トップページにしかリンクが貼れないのですが、アクセスしたら白いバッグの画像を探してみて下さい。クリックすると、以下のような画面になります:
"download your Kelly!"ということで、ケリーバッグがダウンロードできてしまうというコーナー。といっても当然実物が手に入るわけではなく、ペーパークラフト用の型紙がPDFファイルで手に入るというものです。
こちらは背面の画像:
デザインは8種類。このように、可愛らしい絵が描かれたものもあります:
こちらは上のデザインの展開図(オリジナルはPDFファイル):
ということで流石に母親にこれを贈るわけにはいきませんが……小さなお嬢さんがいる家庭なら、家でダウンロードして作ってみても楽しめるかもしれませんね。
しかしこれで子供のうちからエルメスのデザインに憧れて、大人になって「本物のケリーバッグ買ってよー」と言い出されたら困りますが。もしかして、エルメスが公式ページでこんなコーナーを設置したのも、その辺に狙いがあったりして?
投稿情報: 08:11 カテゴリー: デザイン/アート | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
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