先日「New York Times、ケネディ上院議員への弔辞を Twitter で集める」という記事を書きましたが、もう1つケネディ上院議員の葬儀に関連して、Twitter を活用する動きがあったようです:
■ Kennedy aides use Twitter to update the public (Associated Press)
先週水曜日、故ケネディ議員の家族が @kennedynews というアカウントを立ち上げ、そこで葬儀に関連する情報を発信しているというニュース。例えば直近の更新では、こんな書き込みがなされています:
Sen. Kennedy's motorcade is slowly moving down Constitution Avenue, as if reluctant to complete the journey.
ケネディ上院議員の葬列は Constitution Avenue を下って行っています。ゆっくりと、この行列が終わってしまうことを嫌がるかのように。
ということで、実況中継的なことも行われています。ちなみに現時点でのフォロワー数はおよそ8,000人。
葬儀の Twitter 中継というと、以前こんな話がありました:
この時は「部外者である記者が実況中継した」ということで非難が起きたわけですが、今回は家族自らが中継しているということ、また故人が有名な政治家であったこともあり、批判される可能性は少ないと思いますが……それでも感情的な違和感を感じる方はいらっしゃるかもしれません。
個人的には、こうした使い方も Twitter の一部だと思います。遠方で葬儀に参加できない人、何らかの理由で他のメディアに触れられない人にとっては、貴重な情報源となるでしょう。もちろん遺族が望まない形で中継が行われることはあってはなりませんが、今回のように遺族が支援者のために情報提供するというのであれば、Twitter を使う意味はあると思います。
しかし最近、Twitter で出産の様子を中継するという話もありましたし、まさにTwitter は「ライフログ」という位置付けになりつつあるのかもしれません。
コメント