ちょっと駄文を。昨夜のソーシャルメディアサミットで「情報は水のようなもの」という石井裕MIT教授の言葉を(不発っぽく)引用してみたわけですが、まさにいまウェブ上にある情報は水のようなもので、様々なサービスの間を自由に流すことができるわけですね。
ただそうなると困るのが、「どこをどう流すか」という配管の設定。例えばTwitterとFacebookは連携できるわけですが、Facebookのステータス更新をメインにしてTwitterに流すようにするか、それともツイートをFacebookに流すようにするか、はたまたFriendFeedに集約しちまうか……とかいろいろ選択肢が存在すると。
試しに自分がいま「発信」に使っているツールと発信内容を整理してみると、こんなにありました:
- Twitter (ツイート)
- Facebook (ステータス更新とチェックイン)
- FriendFeed (メッセージ投稿、あまり使わないけど)
- YouTube (旅行行った時の動画とか、これもあまり使わず)
- Flickr (写真と動画、動画はこっちにまとめちゃうことが多い)
- ソーシャルブックマーク系 (はてブがメイン、ブクマだけでなくコメントすることも)
- Mixi (現状ほとんど更新せず、更新するとしたらMixiボイス?)
- ブログ×2
柔軟性に差はありますが、それぞれ他のサービスと連動させることが可能であり、特に最初の3つは集約に使うことができます。さてどうしたものか。
今まではFriendFeed経由でTwitterを終着点にして、すべての「発信」が集約されるようにしていたのですが、Facebookが盛り上がってきたのでそちらで発言することも増えてきました。それじゃFacebookを終着点にするかと言うと、いろいろ配管(情報の流れるルート)の再設定が必要になって大変そうです。面倒臭がらずにやれよ、って話ですが。
ただFacebookにはFacebookページ(旧ファンページ)、オン/オフの切り分けが容易になります。お仕事系の情報発信はFacebookページに集約して、そのページをプロモーションして多くの方々に見てもらうようにして、プライベート系は個人ページに集約して……うーん、理論上はそれで良さそうだけど、再設定かったるい。
ということで、「いま発信してる情報の一覧はこれ、情報の種類と性質を整理したのがこのマトリクス、そして各情報をどうやって流すのかを示しているのがこのチャート」っぽい整理整頓&設定作業をしてくれる「デジタル配管工」がいてくれるといいなーとか無精なことを考えてるわけです。しょうがないからFacebook本でも買ってきて自分で手を動かすか、はぁ。
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