OPMLファイルをReading Listとして使うアイデアが提唱されていることについては、以前から記事に書いてきたのですが(参考記事:「Tagging + OPML + RSS Reader = ?」「OPMLを利用したReading List」)、今回は実際にOPMLを公開しているサイトの例を:
PubSub Launches Community Lists (TechCrunch)
PubSubの新しいサービス、Community Listについて。最近流行してきた、「あるトピックについて権威のあるブログを一覧できる」サービスです。公式ページの説明を引用すると、
PubSub's Community Lists are miniature roadmaps to those influential sites. They combine human expertise with LinkRanks, PubSub's method of comparing sites to one another by scrutinizing their links. A Community List tells you which sites to keep an eye on and which sites are leading the convesation from one day to the next.
とのこと。独自アルゴリズムに基づいて、各分野(現状では法律、PR、ファッション、司書の4ジャンル)で読むべきブログTop 100を選出しています。
注目すべきは、リストにランクされたブログのRSSフィードを1つのOPMLファイルにまとめてくれている点。いちいち個々のブログにアクセスしてフィードを拾わなくても、一気に100個のブログをRSSリーダーに登録することができます。また「100個も一気に登録されるのは嫌だ」という方のために、100個のブログのRSSフィードを、1つに統合したRSSフィードも配信されています。こういったサービスも、ありそうであまり無いですよね。
RSSフィードについては、とにかく「見つけにくい」という弱点が多くの人によって指摘されています。OPMLなら登録は一回で済みますし、多くのサイトで「おすすめOPML」などという風に公開されていけば、その便利さを理解する人も増えてくるのではないでしょうか。そのうち「気になるサイトのURLを入力するだけで、更新情報をOPMLとして出力してくれるサービス/ツール」なんてものが登場するかもしれませんね。
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